誰もが願うのが幸せです。わざわざ不幸な人生を選ぶ人は居ません。しかし、日本人の幸福感はとても低いのが現状です。
先行きに心配や不安を感じている人が多くいます。そこまで意識していなくても、「生きていけないほど貧乏でもないし不幸でもない。だから、どちらかと言えば幸せかな」と条件付きで認める人も多いのではないでしょうか。
これは日本人特有の控えめな性格なのかもしれません。幸福度を10点満点で表してくださいと言われ、「私はとっても幸せです」と10点を付ける人はそう居ません。多くの人は真ん中の5点より一つ上の6点でしょう。
「人生は辛くて厳しいので、頑張って生きなければいけない」「楽して生きてたら世間のバチが当たる」といったシニカルな人生認識が輪をかけます。
そんな日本および日本人も「変化」が必要です。昭和の根性論を捨てて、素直に幸せを感じる喜びを味わいながら生きていく時代です。
ウェルビーイングはそのキーです。「日本人が幸せになるには?」を研究課題に、文字通り個人や職場におけるウェルビーイングを研究しています。
みんなのウェルビーイングを実現すれば、「2030年までには、世界幸福度ランキング第1」にきっとなっているはずです!
ITコンサルをしているので、仕事ではビジネス・メソッドを多用しています。ビジネス・メソッドで最も重要な1つがモデルです。ウェルビーイング実現のために、色々なモデルを研究しています。
ウェルビーイングとは、WHOの定義では「健康とは、身体面、精神面、社会面における、すべての well-being(良好-性)の状況を指す」です。これを見て思い浮かんだのがケン・ウィルパーのモデルです。
ウェルビーイングの実現とは、モデルが示す①から④までを全て「良い状態」にすることと定義できます。実現する方法として、ホリスティックなアプローチを考え提唱しています。
ホリスティック・ウェルビーイングの①~④をどう良い状態に持っていくか?キーとなる要素がサニー・S. ハンセン博士のモデルです。全てLから始まるこの4つの領域を開発することがウェルビーイング実現のキーです。
人生100年時代は、年金支給の年齢がどんどん高くなり、もはや人生=キャリアの時代になりつつあります。また、職業や会社が人生より短い時代です。そんな時代に合う新しい働き方が求められています。
ポートフォリオ・ワーカーに必要なのはポータブルスキルです。世界的に通用するスキルとして、プロジェクトマネジメント、プログラムマネジメント、ポートフォリオマネジメントをおススメしています。
人生100年時代は、死ぬまで学習の時代です。そんな状況では、ある意味どんな時代でも不変なリベラルアーツへの注目が高まっています。リベラルアーツの定義は、文法学・修辞学・論理学の3学、および算術(数論)・幾何(幾何学、図形の学問)・天文学・音楽の4科、合わせた7科が「人が持つ必要がある技芸(実践的な知識・学問)の基本と見なされた自由七科です。しかし、現在では意味が異なる科もあり、少し修正が必要だと思っています。
自分の好きなことを、いくつかピックアップして書いています。