知識を増やしたいなら、急がば回れが重要です
長期記憶に残る勉強法
猛勉強して受験に合格し、新しい生活が始まった人も多いと思います。
何かと批判される「暗記」は、この年になって思い返すとそれほど無駄ではない、と思えるようになりました。「考えること」は暗記した知識がベースになるからです。
ただ悲しいかな、受験勉強での暗記は、試験が終わるとものすごい勢いで忘れていきます。
今日は、長期記憶に残る勉強法を紹介します。
短期集中では無くある程度の間隔を設けて、複数回のスケジュールを組む
ものごとは、少しづつやるより、短期集中で一気にした方が良いように思えます。旧日本軍が負けたのも、戦力の逐次投入が原因と言われています。
ところが、知識に関しては一気に詰め込んでもあまり長期記憶に残らないそうです。分散して何度も行うのが良い方法のようです。
Lifehackの記事「10 Best Methods of Learning Smarter and Faster」では、長期記憶に残る学習方法として分散学習をおススメしています。
本当に何かを学んで(知識を)長期記憶に入れたいなら、勉強の間に情報を消化する時間をもうけてください。集中して詰め込んで勉強すると37%、間隔をあけて勉強すると47%を覚えていた、という研究結果があります。
記事の抄訳です
なにか大事なことを学ぶとき、可能な限り余裕をもって取り組んでください。少なくとも、短期集中ではなくある程度の間隔を設けて複数回のスケジュールを組みます。
計画する時に、勉強と勉強の間を少なくとも24時間空けてください。 すぐに思い出すのは難しいかもしれませんが、最終的には、1回限りのアプローチをとる場合よりもはるかに多くのことを思い出してしまうことが分かります。
記事の抄訳です
多少無駄に思えても、間隔をあけた学習方法で、最終的には大きな成果を得ることができるはずです。
長期的にみると、学びにはある程度の時間が必要
今日は、暗記の際に気を付けるコツとして分散学習を紹介しました。
やっぱり、長期的にみると学びにはある程度の時間が必要、というのが科学的にも当たっている、というのがお分かりいただけたかと思います。急がば回れですね。
人生100年時代は、学習と成長の時代ともいえます。計画を立てるときは、ぜひ思い出してください。
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