【アーユルヴェーダ流】3つのタイプに合う効果的なセルフケアとは？

インドの感染者数が１日３１万人と、もの凄いことになっています。

現代医療で対応が難しいと、民間療法が人気となったりします。最初の頃は、カレーに含まれるターメリックが感染防止に効果的といったニュースが流れていました。実はゴールデンミルクを記事で紹介した事もあります。一般的には免疫システムを強化はしても、さすがにコロナの特効薬ではありません。

今回は、昔からインドに伝わるアーユルヴェーダの考えに基づいたセルフケアを紹介します。

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人をカテゴリーに分類することは、昔からよくやられています。例えばギリシャのヒポクラテスは「血液、粘液、黄胆汁、黒胆汁」の4種類を人間の基本体液とする四体液説を唱えてました。ユングは内向性と外向性、思考と感情、直感、感覚からなる4つの心的機能の組み合わせにより、「８つのタイプ」に性格を分類しました。

インドのアーユルヴェーダは、３種類の気質から成っているという考え方です。

• ヴァータ:空気と空間
• ピッタ:火と水 
• カパ: 地と水 

心身の健康に重要なセルフケアも、自分の気質に合った方法を採るとより効果が出やすいかもしれません。Experience Lifeの記事「Ayurveda: The Science of Self-Care」に載っていた気質ごとの効果的なセルフケアの方法を簡単に説明します。

ヴァータタイプ

暖かく保つように注意し、常に余分にセーターを手元に置いておく必要があります。 定期的なマッサージは、これらの人々が自分の体にしっかりと留まるのを助けるのに良いです。3つすべてのタイプに瞑想は効果的ながら、このタイプは毎日同じ時間に瞑想するのが賢明です。 チェックリストを保持することは、時々散在する注意を管理するための優れた方法です。

 

ピッタタイプ

定期的にくつろぐために、毎日いくつかの自由時間をスケジュールする必要があります。 面白い映画や気さくな友達も、リラックスしてストレスを解消するのに役立ちます。周りに植物や生花があるとこのタイプを落ち着かせます。

 

カパタイプ

セルフケアを優先し、自分のニーズを犠牲にして他人をケアする傾向に注意する必要があります。このタイプは、家やオフィスが清潔で整頓されていると気分が良くなる可能性があります。 サウナは、明るく活気に満ちた音楽と同様に、このタイプを元気づけることがよくあります。 

記事の抄訳です

自分が3つのうちどれが一番強いか考えてみて、該当の方法を一度試してみてください。

また、生まれ持ったモノとは別に、周りや自分自身の状態により、３気質のどれかが強くなっている、と思える時があります。慣れてきたら臨機応変に対応できるようになるかもしれません。

今日は、アーユルヴェーダの考えに沿った気質別のセルフケアの方法を紹介しました。

もうすでに何回かアーユルヴェーダを紹介しています。歴史が短いアメリカ人にとって、古代インドや中国の考え方は、神秘的に映るのでしょうか。アーユルヴェーダに限らず、風水や陰陽などなどネットでしばしば紹介記事を見かけます。

それが回りまわって日本に入ってくるのが不思議です。マインドフルネスなどがその代表例です。面白いですね。

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