· 

希望はそう簡単には消えない。望み無しの落ち込んだ状態から脱出するには?

 

落ち込んだ時に、望みが無いなんて思わないでください、絶対。

follow us in feedly

もっともらしい説明で、非合理に思い込んでいる事は多々ある

 

よく、高度成長期には「未来は明るくなっていく」という楽観的な思いがあったので、昔は良かったと言う人がいます。

 

確かに、敗戦後の貧しい時代から、所得がどんどん増えていき生活が豊かになっていったことは「明るい未来」を思い描き易かったかもしれません。

 

しかし、だからと言って現在が「思い描き辛い」という理由にはなりません。もっともらしく説明されると何となく信じてそう思いがちなものの、ちょっと考えればおかしい事が分かります。

 

落ち込んで望みが無いと思うのも、非合理的な思い込みにすぎません。今回は、そこから抜け出す方法を紹介します。

 

望み無しと思うのは、非合理的に将来を見ているから

「どうせ私なんて」「何をやってもうまくいかない運命」など、落ち込んでる時は望み無しの気分になります。Psychology Todayの記事『How to Overcome Hopelessness』には、そんな望み無しの状態を脱出する方法が載っています。

 

望み無しと思うのは、偏見から理不尽な信念で未来を見ているからです。それを乗り越える方法の1つ目は、その非合理な考えを認識する方法です。これには書き出す事が有効です。

理由を書き出して吟味してください。破局した後に望み無しと感じている時、あなたは「二度と幸せになれない」と考えています。破局の後は割とありがちです。でも、ほんとに二度と幸せになれないと思いますか?
(中略)
将来の気分についてのネガティブな信念に挑戦してみてください。 私たちはしばしば、将来の感情を予測するのが苦手です。

記事の抄訳です

 

2つ目は、非合理的に未来を見ているなら、その反対の行動をとることです。マインドフルネスは「今、ここに」に集中する方法です。

現在において望み無しになる事は出来ません、いつでも現在に戻ることができます。望み無しはいつも将来についてです。マインドフルネスは現在についてです。たとえば、自分の、あるいは自分の周りの呼吸に気づくというような、マインドフルネスの練習に挑戦してみてください。

 記事の抄訳です

 

同様に、あえて望み無しと反対の行動をするという方法があります。

信念と気分はしばしば自己実現の預言者になります。もし望み無しと感じるなら、自分を孤立させ受身で沈んだままになるでしょう。しかし、気分と反対の行動は望み無しのチェインを断ち切る良い方法です。もし、望み無しと思っていなかったら、どんな行動を取りますか。恐らく、運動したり、友達へ連絡を取ったり、新しいタスクに取り掛かったり、誰かと計画を立てたり、散歩に出たりします。「あたかも~のように行動する」はいつももっと希望ある将来への最初の一歩です。

記事の抄訳です

 

こういう記事を読むと、そういった理性的な行動が出来ない事を落ち込むや望み無しと呼ぶのでは?と言いたくなります。しかし、重要なのは普段からのマインドフルネスの練習です。落ち込んだ時に、そういった理性的な考えを思い出すレジリエンス力を強化してくれます。

 

パンドラの箱を開けた、最悪の状態でも残ったのが希望

今日は、望み無しの状態から立ち直る方法を紹介しました。希望はパンドラの箱を開けた最悪の状態でも人類に残されたものです。

数多くの災厄が出てきたが、最後に希望が出て来たので人間は絶望しないで生きる事が出来るとされている。

Wikipediaより引用

 

希望はそれだけ強く私たちに約束されているのです。落ち込んで望み無しの状態の時は、ぜひその事実を思い出してください。

 

【ABOUT ME】

埼玉県在住、仲間とビズフォリオを経営している複業サラリーマン

 

みんなが、自分らしい生き方/働き方を実現できるよう、ウェルビーイング、ライフデザイン、複業、SDGsをテーマに活動中。 詳しくはこちら

ツィーターでフォローをお願いします!

電子書籍をご購入ください!

ビズフォリオ流ライフデザイン・ガイドブック:7つのステップで、自分らしく生きる方法

三木章義 (著)

 

ライフデザインの手法を学び、7つのステップにそって自分の手を動かして自分の人生をデザインし、目標の人生を手に入れます。

 

脱・専業サラリーマン: 消えゆく日本型サラリーマンに今こそ決別!シリコンバレーの先端思想と昔ながらのナリワイの知恵を結ぶワークスタイル変革 

三木章義 (著)

 

 これから複業サラリーマンを目指そうとする方、興味がある方に向けて、起業の体験本を書きました。平凡なサラリーマンがふと起業したくなり、仲間を集って会社を作るまでの物語です。

 

 

【毎日をウェルビーイングに!】

ウェルビーイングとは、「心と体に社会との絆、全てが良い状態」です。

 

みんなの生活がウェルビーイングになるよう、「まず自分から」始められる情報を提供しています。