感謝はウェルビーイングの重要なキー。英語では2種類あるって知ってました?
感謝を表す2つの英単語、GratitudeとAppreciation
ウェルビーイングには感謝が重要なキーです。これまで何度も紹介してきました。
しかし、Lifehackの記事『One Simple Way to Appreciate What You Have and Be Happier』によると、感謝にはGratitudeとAppreciationの2種類があるそうです。全然知りませんでした。
今回は、その違いを紹介します。
意識的に感謝を表すことは、感謝の心を育てる
覚えている限りでは、感謝を説明する記事ではほぼ全てGratitudeが使われていたと思います。
AppreciationとGratitudeの違いです。
感謝はむしろコミュニケーションの手段として捉えられる。たとえそうすべきでないとしても、あなたはそれを偽ることができる。本当にそうでなくても、何かに感謝していると言うことができる。
記事の抄訳です
そして、Appreciationが重要なのは、Appreciationを上手く使えば感謝(Gratitude)を育てることになるからです。
AppreciationとGratitudeを英和辞書で確認したところ、Appreciationは真価(を認めること)、評価、鑑賞、理解、鑑賞力、(好意的な)批評、評論、感謝、騰貴と色々載っており、Gratitudeは感謝(の念)、謝意でした。
大変似ているようで少しニュアンスが違うことが日本語からも推測可能です。
両方の語源は、Appreciationの動詞Appreciateは (印欧語:ad-,to(~へ))とprice(印欧語:-per,売る)、意味は「価値が上がる」、Gratitudeは(印欧語:gwere-,ひいきにする)、意味は「thankfulness(感謝)」です
深くGratitudeを感じる感謝(Appreciation)の方法です。
- 過去に振り回されるのではなく、過去を利用する
何かに感謝する前に、「この人にはお世話になった」「今日は晴れてよかった」など、過去にある具体的な考えや出来事を思い出すことが必要である。感謝の気持ちを表すために、ポジティブな記憶を思い出すことに集中することで、自分の過去を有益で建設的な方法で利用することができる。- 認識し楽しむ
ポジティブな記憶を呼び起こす瞬間、そこには「認知」という行為が行われる。これは、その「もの」が価値あるもの、有益なものであると認識する瞬間であり、その結果、感謝の気持ちが生まれる。
この認識によって、今この瞬間が感謝や楽しみで満たされ、同時にポジティブな過去が作られる。- 未来への価値ある展望
感謝の心でいる瞬間は、穏やかで、安全で、安定した感覚に包まれる。その瞬間、人生において何が大切なのか、より大きなビジョンを描く機会が開かれ、勇気ある一歩を踏み出し、未来への価値ある展望を築く動機付けとなる。
記事の抄訳です
このように常日頃からAppreciation(感謝)を意識して行動すれば、心の中でGratitude(感謝)が育っていくはずです。
感謝の表現が、形式的にならないように
今日は、Appreciation(感謝)を取り上げました。
英語と違い日本語は敬語が豊富なので、Appreciationがいかにも心のこもっていない形式的で慇懃無礼になりがちです。
感謝の気持ちを表す時は充分注意してください!
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