週刊現代が、2017年 1/21 号に、2017年健康の新常識と表して、特集を組んでいます。『欧米人とこんなに違う「日本人の体質」』と「その健康法、日本人には意味がない」の2本立てになっています。
欧米人とこんなに違う「日本人の体質」
今日は、ここに書かれている欧米人とは異なる日本人の体質の特徴を紹介したいと思います。
日本人は、欧米人と比べて「内臓脂肪が付きやすい」体質
健康に良いからと言って、オリーブオイルを大量に摂取するのは間違い。血糖値や血圧を上昇させ、動脈硬化や心臓病の原因となるそうです。油そのものの使用を控えるのが正解です。
日本人の約半数はアルコールを肝臓で分解する酵素の働きが生まれつき弱い
日本は心臓病の発症率が世界で最も低い国の一つで、心臓病予防を目的にわざわざ赤ワインを飲む必要はないそうです。そもそもポリフェノールは果物、緑黄色野菜、大豆など身近な食べ物にいくらでも入っているので、あえて赤ワインから摂取する必要もなく、アルコールによる発癌の問題の方が大きいとの事です。
骨粗鬆症と食事からのカルシウムの摂取量には関連が無く、日本人は「乳糖不耐症」が多い
骨粗鬆症の原因はカルシウム不足だけではなく、遺伝的要因が大きく関与しているそうです。また、乳糖不耐症とは、牛乳を飲むとお腹を壊しやすいといった、牛乳に含まれる乳糖を分解できない体質だそうです。
そう考えるとカルシウム源として牛乳にこだわる必要はなく、日本人男性4万3千人を対象にした調査では、「乳製品の摂取量が増えるほど前立腺癌の発症率が上がる」という調査結果もあるそうです。
日本人の腸内はビフィズス菌をはじめとする善玉菌が多い
同じ乳製品のヨーグルトも注意が必要です。日本人が食べ続けると食物アレルギーを発症する場合があるそうです。体に良いと信じて食べているので、ヨーグルトのせいで体調がわるくなっていることになかなか気付かないという皮肉な現象です。
もともと善玉菌が多いのに、日本人は「腸の善玉菌を増やす」事を心配し過ぎているようです。アレルギーのリスクを考えると、無理して乳製品を摂る必要はないとの事です。
同じ人間なのに、人種によって常識も異なるようです。更に突き詰めると、同じ「日本人」でも個人によっても異なるのは間違いないと思います。情報を盲信せずに、自分の体の調子をよく観察して、判断する事が大切ですね。
ちょっと長くなったので、残りは次回に紹介します。
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