還暦で見る桜は?
今年も春が来て桜が咲きました。還暦になったかと思うと急にセンティメンタルになりあと何回桜が見れるかとか思ってしまい、あまりの単細胞さに自分でも笑ってしまいます。
そういう心境ならもっと毎日を大事にしているのか?と問われると恥ずかしい限りで、相変わらずの毎日です。
それでも、今後を考えてシルバープランを作らねばならないことには待ったなしの状況です。
体験系と状態系、2つのバケットリスト
ジャックニコルソンとモーガン・フリーマンが共演した映画が『最高の人生の見つけ方』です。余命6か月を宣告された2人の男が、死ぬ前にやり残したことを実現するために共に冒険に出るストーリーです。
二人は死ぬまでにやりたい事をリストにして、それを実践していきます。2人で作ったリストは、「死ぬほど笑う」、「スカイダイビングをする」等です。
そういうリストを英語ではBucket Listと呼ぶそうです。映画の原題はThe Bucket Listとそのものズバリです。 還暦から始めるシルバープランでも、まずは自分のバケット・リストを作ろうと思いました。
最初は単純に大英博物館を見に行くとかモーツァルトのオペラを全て生で観るとか書いていました。ところが、書き始めると色々と分からなくなってきます。そういう類を書き出しても何となく納得感が無いからです。
そこで、やりたい事のリストを眺めていると、大きく2つのパターンに分かれていると思いました。一つは最初に書きだした、〇〇を体験する系です。もう一つは、〇〇を体験した後になっていたい状態系です。
後者の方は、「分かって死にたい」がその1つです。例えば、高校の倫理の授業で哲学を知ってからずっと興味を持っていました。アリストテレスやカント、ドゥルーズなど色々と買って読んではみたものの全然分かりません。
定年後に読もうと思って買った哲学書が山ほどあります。ただ読むだけでは無く、分かって死にたいという思いが強くなりました。『哲学を分かって死にたい』はバケット・リストの1つに加えました。
体験系だけでなく状態系も満足できると、悔いなく死ねそうですね。
還暦に作るプランは、今まで実現困難だったものばかり
今回のテーマは、バケット・リストにしてみました。シルバープランを考えようと思っている人は、最初の第一歩としてまずはバケットリストを作ってみてください。
色々と書き出して作ったリストは映画と異なり豪華さは全く無くささやかなものでした。しかし実現できる感じがしないものばかりです。そもそも還暦まで生きてくれば、実現できそうなことは大抵もう実現しています。バケット・リストに載っているのは実現が程遠いものばかりです。
バケットリストの作成はまだまだ続きます。
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