傷つけられた事をいつまでも根に持つ、最もネガティブな事の1つです。どうすれば「許す」ことができるのでしょうか?
他人の失敗は、なかなか許せない
自分が失敗した時は、「仕方ない、〇〇だったから」と思えるのに、他人の失敗に対してはなかなかゆるせないものです。特に、それにより「自分が傷ついた」と思った時は、なおさらです。
しかし、いつまでも根に持っていては、心の平静など決して手に入りません。受け入れて「許す」という事が重要になります。
今回は、どうすれば「許す」ことができるのか、その方法を紹介します。
自分を傷つけた相手に向かって、「許し」のマントラを唱える
毎日の生活は、故意/無意識、大小にかかわらず、「他人から傷つけられた」と感じる事の連続です。また、マネジャーであれば、部下に任せた仕事がダメダメ、とか、頼りにしていた部下が失敗した等、「許せない」「信じたオレが馬鹿だった」と思ってしまう事も、優秀なマネジャーであればあるほど多いはずです。
けれども、人は誰でも間違いを犯します。自分も同じなのに、何故か他人の場合は、物凄く気になります。聖書でも「なぜあなたは、兄弟の目にある塵が見えながら、自分の目に梁があるのに気がつかないのか」とイエスは言っています。
さらに、死ぬ前に「お父様、あの人たちを赦してやってください、何をしているのか知らずにいるのです。」と言い、みんなを「許し」て死んでいきました。
今から、「自分は傷つけられた、あいつだけは許せない」という感情が澱んでいないか自分の心の中を見つめてみてください。
もし、見つけたら、「自分を傷つけた」と思っている相手に、「愛」を送りましょう。心の中で静かに唱えてでも、大きな声を出してでも構いません。「〇〇さん、無条件にあなたを許します」とマントラを唱えましょう。少し優しくなっている自分に気づくはずです。
関連記事:マントラや自分のアファメーションを使い、「いま、ここに」留まる
心にすっと沁み込む、「許し」のマントラを考える
「愛」はキリスト的表現です。私たちが聞くと思い浮かぶ「男女の恋愛」とは異なります。仏教の「慈愛」に近いです。
相手を許し、許している自分もいたわる。それには、もう少し唱えるマントラに工夫が必要と感じています。大和言葉を意識し出してから、「無条件に」といった単語は、あまり日本人の心を動かさない事が分かってきたからです。
関連記事:日本語と日本人論
皆さんも、是非自分がしっくりくる文句を考えてみて下さい。
参考:
Lifehack "How to Forgive and Live a Happy Life Again (A Step-By-Step Guide)"
Pick the Brain "The Power of Forgiveness: How to Forgive (and Ask for Forgiveness) to Regain Inner Peace"
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今日は聖書から引用しました。時間を見つけて、是非「古典」を読むようにしてみて下さい!
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