その手があった！欲求を満たして幸せに暮らす方法

人間の欲求はきりが有りません。1つを満足すると、途端に新たな欲求が生まれます。

けれども、同じ金儲けが欲求だった人でも、10億稼げば更に100億という人と、稼いだ10億で何か良い事を実現したい、という欲求のレベルが変わる人が居ます。どちらが幸せにつながるかは言わずもがなです。

今回は、幸せな人生を実現する欲求の満たし方を紹介します。

ピラミッドが象徴の、マズローの欲求五段階は良く知られています。下位の欲求が満足されると上位の欲求を満たそうとする、とする理論です。

今世間に蔓延する閉そく感は、全然上位に行かず、同じところをグルグル回っていてハードルだけ上がるような印象がその原因です。

例えば、承認の欲求で、SNSでイイネを100個もらうのがゴールとすると、達成してもその上位の自己実現には向かわず、次は200個、その次は300個と、リニアに増えていくだけで、同じ次元で留まってグルグル回っている感じです。これはしんどいし辛いです。

これは日本企業のPDCAサイクルの設定にも言える事だと思っています。日本企業の行き詰まり感は、前例踏襲ばかりで、責任をもって新たにより上位の目標設定をしようとしないためです。

Life Optimizerの記事「How to Live a Happy Life: A Quick Guide」では、上位に上がるコツを紹介しています。

5段階目の自己実現と6段階目の超越の欲求を満たすことがほんものの幸せであり、そこに上がるために、低位の欲求を満足する必要が有ります。

そのコツというのが身もふたもない感じで、「状況を改善できなければ、期待値を下げる」というものです。

より良い選択肢は、期待値を下げる事と信じています。すぐに現実が期待に達するか、むしろ超える事も出来ます。シンプルな生活を送る事になると思いますが、欲求を満たしているので幸福です。 

 

 満足が得られれば、自己実現と超越に集中できます。 ステータスを気にする代わりに、自分の可能性の実現に集中できます。 他人に追いつこうとする代わりに、貢献する事に集中することができます。 幸せで充実した生活を送れるでしょう。

記事の抄訳です

老子やミニマリスト的とも言える逆転の発想は面白いと思いました。ただ、 「足るを知る」という言葉のように、そんなに簡単に自分の期待値を下げれるものなのでしょうか。少し疑問です。

今日は、自己実現や自己超越の欲求にフォーカスするために、できるだけ生活をシンプルにすることで下位の欲求を満たす、という方法を紹介しました。

コロナウィルス騒ぎで、食料品やトイレットペーパーの買い占めが世界中で問題になりました。なかなか、人間の下位の欲求を満たすのは難しく、今回のように環境がコロッと変わると、途端に頭をもたげてきます。

どんな状況でも満足して生きられる、柔軟な心を持ち続けたいですね。

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