さぁ、身につけよう。地獄と思える状況から抜け出す回復力を。

過去を振り返った時に、「あの時にあんなことさえ無ければ」と思うような出来事がありますか。もしあるなら、それを不幸だったと一言で済ませるのは良くありません。

同じような不幸に見舞われても、見事に立ち直る人もいます。何が違うのでしょうか？

今回は、最悪の状況になっても立ち直る事が出来る、強いメンタルを手に入れる方法を紹介します。

強いメンタルを手に入れるには、練習が必要です。

誰でも、「ギターが弾けるようになる」や「テニスのサーブが打てるようになる」といった目的で「練習」したことが有るはずです。これらはゴールがはっきりしているため、何を練習すればよいかも明確です。

それでは、自分の人生がどん底になるかもしれない将来のリスクに備えて、練習しなさいと言われたどうしますか？Inc.の記事「5 Steps You Can Take Now to Increase Your Resilience When You're Going Through Hell」に、そういったリスクに備えて、回復力を鍛える5つの練習を説明しています。

その5つの中から、1つをピックアップして紹介します。

戦略的な忍耐を学ぶ
急いだ結果が最上ではない事は経験が教えてくれます。地獄からは一歩ずつ抜け出します。スティーブ・ジョブズは執拗なほど忍耐強く、全ての点は結ばれるように結ばれるという信念を教えてくれます。

 

困難の真ん中で、トンネルの向こうの光にフォーカスし続ける必要が有ります。1インチといえども大切なのを覚えておいてください。向かっている限りは、その歩みがどんなに遅くても問題ありません。

 

やるべき事:望みの状態を詳細化して書き出します。将来の自分自身を定義し、次に、そこへ達するのに何が必要か書き出します。邪魔する制約について気にする事は有りません。

記事の抄訳です

コロナウィルスによる自粛の日々が続いています。ただただ騒ぎ以前の状態に戻る事だけを願っていますか？

この騒ぎが収まった後、世界はもう元の姿には戻りません。どういう世界になっているか想像力を働かせ、そのために自分が何をすればよいかを考えて、今準備をしておくことです。「動画やゲームはもう飽きた」などと吞気に言ってる場合では有りません。

今日は、地獄のような最悪な状況から這い上がるための、回復力の強化方法を紹介しました。

回復力の強化に必要なのは、冷静に最悪の事態を想像し有効な計画を立てる能力です。旧日本軍は、「作戦Aの代替案Bを考える事は作戦Aの否定に当たる」といってリスクマネジメントを拒否しました。

そういう日本人的な考え方がある事を一人一人が意識して、この辺でその悪い考え方の傾向を改めましょう。

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