日々の暮らしの中で、自分へのケアを優先する事は、全然自己中心的では有りません
心の傷は見えないために、無視しがち
特に大きな悲しい事や辛い事も無いのに、生きていると意外に多くのダメージを受けて心の傷ができ、エネルギーが流れ出ています。「なんだか妙に今日は疲れたなあ」という日はそのサインです。
ところが、サインが現れているのに心の傷に気が付かずに放っておく事になりがちです。体の傷は目に見えるため、ケアしようという意識が生まれ易いのとはまるっきり正反対です。
本当は、そんなサインの有無にかかわらず、セルフケアを毎日の習慣にする事が最も大切です。
整理により、セルフケアを毎日の習慣にする事がキー
子供のころ見ていたテレビドラマのレインボーマンは、「ヨガの眠り」と呼ばれる、主人公が力を使い果たすと勝手に体が真っ白になり、エネルギーが復活するまで無防備な仮死状態に変わるのが特徴でした。
セルフケアというとレインボーマンの「ヨガの眠り」を思い出します。普段からケアをしてエネルギーが切れないように注意していれば、そのような事態は避ける事が出来ます。体の状態を無視し続けていると「ヨガの眠り」のように、回復に大きな代償を支払う事になってしまいます。
Psychology Todayの記事「Self-Care Isn’t Selfish or Superficial」によると、セルフケアは大きく5つのタイプに分けられます。
- 認知の再構成/組み直し 毒になる自己批判を鎮める、自己尊重を練習する
- 日々のクスリ 睡眠、栄養、水分補給、運動する習慣
- コミュニティー、好きな人たちと過ごす時間、支援システムを持つ
- レジャーと楽しみ。リラックスるする時間、時間を忘れて本当に楽しめる活動
- 静かな空間。雑踏やデジタル機器、義務感から離れた場所
記事の抄訳です
こうして文字にしてみると、ささやかな事ばかりです。しっかり時間を確保して、習慣的にセルフケアを行うと、大きな違いが出てくるそうです。
セルフケアの具体的な方法を紹介しているPsychology Todayの別の記事「Self-Care: 12 Ways to Take Better Care of Yourself」でも、睡眠時間の確保や日々のエクササイズ等、良い意味でその考えを裏切らない方法が並べられています。
その中でも大事と思われる項目の「整理することによるセルフケア」を紹介します。
整理する事はより健康になる道の第1歩です。理由は何が必要かがはっきりするからです。冷蔵庫に計画表やカレンダーを貼るような小さな変化でも、やるべき事とアポを書き出すのを助けてくれます。と同時に、人生そのものが少しだけ整理されます。鍵や財布、バックパック、ブリーフケース、コートなどを置いておく場所を確保すると、明日出かけるのに準備が出来ている事を確認できます。
記事の抄訳です
どうして、必要と分かっていても日ごろのセルフケアが出来ないのか?それは、1日やっただけでは効果が見えないためです。逆に言えば、1日サボってもあまり変わりが無ければ、結局やらなくなってしまいます。
そこで大事なのがorganizedです。これを戦略的にやらないと、ダイエットや禁煙と同じく、意志の力だけで定着化はなかなか難しいと思います。
セルフケアの本を読む事も、セルフケアの1つ
今日は、セルフケアの重要さと続けるコツを紹介しました。セルフケアを怠ると、どこかの時点で「ヨガの眠り」が来ます。しかも、「ヨガの眠り」とは異なり、必ずエネルギーがリチャージ出来るとは限りません。くれぐれも気を付けてください。
2番目に引用したPsychology Todayの記事に、「セルフケアの本を読むこと」がセルフケアの方法の1つに挙げられています。
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