退屈は悪い事では有りません。退屈はマインドフルネスの絶好の機会です。
退屈は、マインドフルネスにはプラスの機会
公園の遊具が使用禁止となり、子供が退屈だ、というニュースをテレビで見ました。
昔、子供は「遊びの天才」と呼ばれていました。どんな状況でも工夫して楽しんでいたからです。ところが今は、与えられた遊具で遊ぶ事しか出来ません。親も、子供が退屈しないよう、あの手この手を考えます。
それほど、退屈は忌み嫌うものなのでしょうか。決してそうではありません。退屈はマインドフルネスにとってはプラスの機会です。
発想の転換で、退屈な状況を瞑想道場と思ってみる
自粛要請で外出ができずに、退屈している人も多いと思います。
あらためて退屈というのを考えてみると、Psychology Todayに、退屈についての記事「The Sunny Side of Boredom」が載っています。
退屈と闘う代わりに、退屈に合わせて、楽しんで、そこから何かを作り上げる。端的に言うと、あなた自身をより退屈で無くすることです。
(中略)
ショーペンハウアーは、退屈は魅力の裏返しに過ぎない、両方とも内側の状況よりむしろ外側に依存し、一つが他をリードするからだと言いました。
(中略)
「外側からの刺激が無い」、状況の時でも、メディテーション(瞑想)ならやれます。禅師のティク・ナット・ハンは、退屈しているどんな行動(状況)にもシンプルに瞑想という単語を追加する事を勧めています。例えば、「空港で待つー瞑想」です。
記事の抄訳です
これは、なかなか面白い発想です。空港のための音楽というように「music for 場所」が基本発想の環境音楽にならって、退屈な状況を瞑想道場に変えてしまいます。
そうなると、退屈で面白くない映画や音楽、社内会議、お偉いさんのスピーチなどを眠気に耐えて我慢するのも、瞑想道場の1つなのでしょうか?
「どこでも瞑想」で、有意義な毎日を!
今日は、退屈というキーワードから、逆転の発想で生まれるマインドフルネスについての考え方を紹介しました。言わば、「どこでも瞑想」です。
もし少しでも手持無沙汰なら、暇をつぶそうとついついスマホに手が伸びる状況なら、代わりにメディテーションをしてみましょう。
読んでも全く内容も覚えていないニュースやSNSを読みより、はるかに有益ですよ!
マインドフルの練習に興味があるなら、これもおススメ!
関連記事:メディテーションの時以外も!一日中マインドフルネスの練習とは⁉
関連記事:意外とメディテーションは色々ある!座禅以外で出来るマインドフルの練習
関連記事:怖すぎる座りっぱなしの生活。「歩く瞑想」で改善を!
関連記事:ストレスを減らしたい人へ。「マインドフル」の効果的な練習方法とは?
関連記事:ストレス放置は危険度"最大級"。すぐに取り入れたいリラックス・メディテーション
【ABOUT ME】
ツィーターでフォローをお願いします!
電子書籍をご購入ください!
ビズフォリオ流ライフデザイン・ガイドブック:7つのステップで、自分らしく生きる方法
三木章義 (著)
ライフデザインの手法を学び、7つのステップにそって自分の手を動かして自分の人生をデザインし、目標の人生を手に入れます。
脱・専業サラリーマン: 消えゆく日本型サラリーマンに今こそ決別!シリコンバレーの先端思想と昔ながらのナリワイの知恵を結ぶワークスタイル変革
三木章義 (著)
これから複業サラリーマンを目指そうとする方、興味がある方に向けて、起業の体験本を書きました。平凡なサラリーマンがふと起業したくなり、仲間を集って会社を作るまでの物語です。
【毎日をウェルビーイングに!】
ウェルビーイングとは、「心と体に社会との絆、全てが良い状態」です。
みんなの生活がウェルビーイングになるよう、「まず自分から」始められる情報を提供しています。
心の健康のために、カウンセリングを受けてみませんか?ポップでカジュアル、新しい発想のメンタルケア、ビズフォリオの『ウェルビーイング・プログラム』
コメントをお書きください