感情的にならずに、自分の感情を相手に伝える、コミュニケーションの大切な要素です
自分の感情を伝えるのは、難しい
コミュニケーションで自分の感情をどう取り扱うかは、難しい問題です。
例えば、何か気に入らない事を言われて、イヤだと伝えてトラブルになるのを避けるために黙っているとか、「そんなこと言われる覚えなんてない、非常に不愉快だ」とあからさまに感情的に言い返すようでは、円滑にコミュニケーションできません。
今回は、自分の感情を表現する方法を紹介します。
自分の感情を正しく評価して、相手に正確に伝える
脳には「緊急事態宣言」モードがあります。あれこれ考える前に行動する事で、危機を素早く回避できます。脳の古い、爬虫類的な部分です。
ただし、物理的な危険には有効でも、現代の生活ではマイナスの面も大きいです。あまり考えずに発言したり、ついカッとなって良くない行動をしたりなど、枚挙にいとまが有りません。
現代生活では、瞬間に起こった感情から間髪入れずに発言や行動を起こさず、より理性的な対応が求められます。Psychology Todayの記事「How to Express Your Feelings」には、感情をコントロールして表現する方法が載っています。
ここで重要なのは、怒りから「ムカつく~」という発言ではなく、怒っている自分を冷静に客観視して、表現する訓練が必要です。
最初にもし自分が怒っていると気が付いたら、単純に怒りを感じると思います。けれども、全体の視野で真実を見るようにトライしてください。怒りが10段階で10なのか、それよりも少し低くて5なのでしょうか。人を遠ざけるような、あるいは、自分の感情を正確に伝えない言い過ぎの表現を避けます、また、感情は無く、今すぐここで表現することも無いと判断しないことも重要です。
自分がどれほど動揺しているのかを心の中で特定し、ラベルを付けます。「やや不安だ」と「とても怖い」または「心配している」対「おかしくなりそう」、「困惑してる」と 「荒廃してる」 感情は非常に白か黒かに感じるので、最初は激しい単語だけが頭に浮かぶかもしれません。 あなたがそれと一緒に1分間座ることができるかどうか、そして強度が落ちるかどうかを確認してみてください。 感情の強さを表すラベルを見つけます。
記事の抄訳です
日頃日本人はあまり感情を表に出しません。記事を読んでみて、感情を表に出すのと感情を表現するのが少し異なる事が分かりました。日本でも、感情を表現して伝えるというスキルがこれからは求められる気がします。そのためには記事にあるような自分の感情のラベリング、つまりマインドフルネスが求められます。
上手く感情を表現し、スマートなコミュニケーションを!
今日は、感情的にならずに、感情を表現する方法を紹介しました。
人と人とのコミュニケーションは変わっていきます。「我慢して耐え忍ぶ」とか「阿吽の呼吸」、「察する」というのも、いつまでも続くわけでは無いはずです。
もっとスマートに自分の感情を表現する時代が来るかもしれません。
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