古代インドの健康法による睡眠についての考え方を紹介します
古代インドの、ホリスティックな健康法
ウェルビーイングは、全体性を意識したアプローチが必要だと思い、色々と考えてきました。なぜかというと、例えば腸を整えれば、体の健康だけでなく心の不安も軽くなったりします。1つは全体に、全体は1つに影響します。
それをホリスティックと称して、以前にはその図解(案)も紹介しました。
古代インドから引き継がれた健康の全体性を考慮した考え方に、アーユルヴェーダが有ります。ネットで健康に関する記事に着目していると、よく目にします。
今回は、そのアーユルヴェーダの考え方から見た快眠法を紹介します。
3タイプそれぞれに、睡眠の特徴は異なる
Mind Body Greenにアーユルヴェーダから見た安眠法が載っていました。
タイトルは「The 3 Ayurveda-Based Sleep Personalities & How To Work With Yours」です。
中国の陰と陽など、東洋の健康法は観念的な概念がベースになっている事が多いです。これが非科学的と言われたりします。経験的に納得できる事が多いながらも、さすがに全てを説明しようとすると疑問が生じる事も多々あります。
インドでは、記事のタイトルにあるように人が持つ要素を3つに分けます。ヴァータ(風、運動エネルギー)、ピッタ(胆汁または熱、変換エネルギー)、カパ(粘液または痰、結合エネルギー)という3要素です。だいたいはそれぞれを保有していますが、人により強い要素が分かれ、同じ人でも季節や時間帯など環境により変化します。
ヴァータは空気と空間に関連します。このタイプは運動、エネルギー、柔軟性、創造性です。彼らの眠りは「心配する」です。日記をつけるやお風呂に入るといった就寝前のルーチンを確立することが対策です。
ピッタは「夜のフクロウ」の眠りです。このタイプは火と関連し、しばしばコンスタントに忙しい好業績者です。眠りに入る時も気持ちを静めるのが困難な可能性が有ります。ベッドにスマホなどブルーライトを出すものを持ち込まず読書などがおススメです。
カパは「沢山寝るのにまだ疲れている」眠りです。地と水にむずびつき、大地のエネルギーを持っています。通常、穏やかで気楽なカパは、無気力や停滞を起こしやすい傾向があります。
記事の抄訳です
なんとなく自分の体質がどれに当たるかのか考えながら記事を読んでました。すぐに寝られるので絶対にピッタではなく、睡眠が短いとすぐにダウンするのでカパだと思いました。でも、「穏やかで気楽な」のか、ちょっと疑問です。
盲信せず、よく考えて生活に取り入れる
今日は、アーユルヴェーダに基づく気質のタイプ分けとその睡眠について紹介しました。
こういう説明を読んで、「やっぱり非科学的だ」と思うか「大昔から伝わってきた考え方なので何か真実があるかも」と思うかは人それぞれです。
盲目的に信じずに、よく考えて自分の生活に取り入れてい下さい。
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