共感力を育てる方法を紹介します
共感と同情の違いについての例え話
Experience Lifeに共感に関する記事が載っていました。
最初に、共感(Empathy)と同情(Sympathy)の違いを説明しています。記事によると、女の人が泣いていて、ハンカチを差し出し「頑張って」と言うのが同情。名前を尋ね、女性が話し始めるたので、アドバイスしたい誘惑に抵抗してただただ女性の話を聴き、自分も胸が詰まる思いをするのが共感、と例え話を用いています。
「可哀そうだ」と思うのが同情、「一緒の気持ちになる」のが共感です。ちょっと前に、ツィッターで共感と同情の違いを話題にしたので、とても興味を惹きました。今回は共感力を育む方法を紹介します。
(全く余談ですが、原文では渡すのはtissueです。日本人的には泣いている女性にハンカチを渡すと女性が目を拭うのが定番イメージです。欧米のテレビドラマや映画だと鼻をかむシーンをよく見る気がします。それで、ハンカチでなくティッシュなのでしょうか?)
共感力は殆どの人にある、意識して育てていく
記事では更に、共感を育成する方法が載っています。これからの社会では、共感と思いやりががますます重要になっていくのは間違いありません。
準備:ゆっくり呼吸して筋肉、特にお腹と肩をリラックス。これは副交感神経のを活発化させ、fight-or-flight(戦うか逃げるか)反応を遮断します
オープンクエスチョン:「・・について教えて」とか「もし・・だったらどんな感じ」といったオープンクエスチョンをします。相手を大事にする興味を示す感じで、相手のより深い反応を引き出します
傾聴を練習:全集中して聴き、相手が話し終えたら、聴いた事をサマって理解しているかを確かめます
共感の限界を知る:決して他人の体験をすべて理解する事はできません。それで良いんです、単純に「どれだけ大変だったか想像だけはできる」と認識することが長続きします
次に回す:次の世代の共感力を育む。異なる文化に関する本を子供に読ませるとか、他人の体験していることを考えさせる、傾聴を練習させるなど
Experience Life "5 Tips to Cultivate Empathy"の抄訳です
サイコパスでもない限り、誰にでも共感の能力は与えられています。アナタはサイコパスでは有りません。サイコパスなら共感について悩んだりはしません。ただ、意識しないと眠ったままの状態です。 我慢強く育てていきましょう!
誰かから共感を受けたら、他の誰かへと返す
今日は、共感を育てる方法を紹介しました。
今「借りの哲学」を読んでいて、 最後の「次に回す」はシンクロニシティを感じました。誰かから共感に基づく思いやりを受けとても有難いと思ったら、必ずしもその人でなくとも、自分も誰かに「共感」を示す、それが共感/思いやりのネットワークへと広がります。
今蔓延っている間違った「自己責任」の世界を吹き飛ばし、共感と思いやりの世界を作っていきたいですね!
紹介した本、おススメです!
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