· 

勝手に悩んでない?当たり前ですが、他人の心は読めません!

 

勝手に分かった気になって、悩んでいるだけかもしれません

follow us in feedly

他人の意見を気にし過ぎると、心が折れる

 

他人の心を読むことができる超能力者は、テレビドラマやSF小説ではよく出てきます。筒井康隆の七瀬シリーズなどが特に有名です。

 

他人の意見を気にし過ぎると、「何考えてるか知りたいなぁ」と思う事が多々あるので、人間にはそういう願望があるのかもしれません。

 

しかし、実際には読めない他人の心を、あたかも読めるように勝手に思い込んで、落ち込む人が結構います。

 

結局他人の考えは読めない、勝手に判断しない

Tinny Buddhaに他人の評価を気にしない方法が載っています。「8 Ways to Stop Worrying About What Other People Think of You」というタイトルの記事では、まず第一が「あなたはマインドリーダー(人の心を読む人)ではない」という助言です。

 

あなたはマインドリーダー(心を読む人)では無い

他人が自分の事をどう考えているか分かっていると思っていましたが、それはしばしば間違って結論に導きました。

 

会社を辞め起業家になろうとしたとき、同僚は自分の決定をどう判断するか不安でした。彼らは私の決定をナイーブか無鉄砲あるいは愚かだとみていると考えていました。

 

しかし、間違っていました。その後ずっと、彼らの多くは私の素晴らしいサポーターになってくれました。自分の道を歩く勇気がある、他の人の似たようなことをしたい希望に道を開いたと言ってくれました。結論:「実際に話を聞く以外、他人が何を考えているか知ることは出来ません」

記事の抄訳です

 

 

他人の考えを勝手に思い込んで悩む、というのは有りがちです。特に日本人の場合、お互いに遠慮してあまり自分の考えを言わず、具体的な意見を交えずに双方勝手に納得しがちです。

 

ただ、日本社会はさらに複雑です。このアドバイスは、単純には日本人に当てはまりません。

 

日本人が直接関係する他人と同じくらい気にするのが世間や空気です。ウチ、ソト意識が強い日本人が、ソトを物凄くステレオタイプにしたのが世間です。何にでも興味を持ち、どうでもいいことを必ずあげつらうイメージです。日本人は世間から非難される事を極端に嫌います。

 

もう一つが、山本七平が名付けた空気です。日本は、場の空気を読むことが求められる社会です。他人の考えは、その人に聞けば分かる時もあります。実体の無い「空気」はどうする事も出来ません。

 

こう書いていると、やはり日本人は、コミュニケーションの形を考え直す必要があると痛切に感じます。「了解は目上の人には失礼」等とホントにどうでもイイ敬語の話は今後一切ヤメにして、コミュニケーションのマナーの刷新が必要ですね。

 

ネットで力を増した、得体の知れない「世間」という意見

今日は、他人の評価を気にし過ぎないように、超能力者でも無いんだから他人の心は読めないというアドバイスを紹介しました。

 

そのうえで、日本社会特有の問題、世間と空気も挙げてみました。ネット社会の発達は、得体のしれない世間にとてつもない力を与えました。チョットした事に対する物凄いクレームの数、「世間の意見」という名目で反論しづらい正論を匿名で述べる現象が頻発して目に余ります。

 

こんな社会では、誰も幸せになれません!

 

本文で紹介した本です

 

【ABOUT ME】

埼玉県在住、仲間とビズフォリオを経営している複業サラリーマン

 

みんなが、自分らしい生き方/働き方を実現できるよう、ウェルビーイング、ライフデザイン、複業、SDGsをテーマに活動中。 詳しくはこちら

ツィーターでフォローをお願いします!

電子書籍をご購入ください!

ビズフォリオ流ライフデザイン・ガイドブック:7つのステップで、自分らしく生きる方法

三木章義 (著)

 

ライフデザインの手法を学び、7つのステップにそって自分の手を動かして自分の人生をデザインし、目標の人生を手に入れます。

 

脱・専業サラリーマン: 消えゆく日本型サラリーマンに今こそ決別!シリコンバレーの先端思想と昔ながらのナリワイの知恵を結ぶワークスタイル変革 

三木章義 (著)

 

 これから複業サラリーマンを目指そうとする方、興味がある方に向けて、起業の体験本を書きました。平凡なサラリーマンがふと起業したくなり、仲間を集って会社を作るまでの物語です。

 

 

【毎日をウェルビーイングに!】

ウェルビーイングとは、「心と体に社会との絆、全てが良い状態」です。

 

みんなの生活がウェルビーイングになるよう、「まず自分から」始められる情報を提供しています。