「何がしたいか分からない」という悩みは、もしかしたら「何がしたいかを見つける方法を知らない」だけかもしれません。
「人生の目的」を探す方法を紹介
人生を旅に例えると、向かう方向が分かっており、更に自分の意志のコントロールで進んでいる、という状態がIKIGAIを生むと思います。
向かう方向が「人生の目的」です。どこに向かうのか、なぜそこに向かうのか、が分からないと疑心暗鬼で、不安だけが残ります。
今日は、人生の目的を探す方法を紹介します。
重要と思いながらも、現実が低い領域がカギ
「あれもイヤ、これもイマイチって、いった何がしたいの?」
「う~ん、分からない」
IKIGAIを考えた時に、「他人の目は気にせず、自分がやりたい事をやればいいよ」というアドバイスは、全く正論ながら、自分は何をしたいのか自分でも良く分からない、と言う人は、こんな風に多いように思います。
「毎日会社で上からやらされる仕事ばっかり」とか「親から押し付けられた生き方だった」と責任を他に転嫁し不満に思って過ごすだけで、IKIGAIを考える機会を作ってこなかった結果です。
更に、そういう事を考える方法を知らない、というのも、もしかしたら原因の1つかもしれません。当てはまる人も多いのではないでしょうか。
Psychology Todayの記事「How to Find Your Life Purpose」では、人生の目的を探す簡単な方法を説明しています。
以下の項目を、10段階で重要度を評価します
- 家族(結婚、子育て以外)
- 結婚、カップル、親密な関係
- 子育て
- 友達/社会的
- 仕事
- 教育/トレーニング
- レクリエーション
- スピリチュアル
- 市民活動/コミュニティ
- 肉体のケア(ダイエット、エクササイズ、睡眠)
- 環境問題
- 芸術、創造性
次に、現実を同じく10段階で評価します。
重要度が高くて(9点、10点)、現実が低い(6点以下)の項目が、あなたがこれから取り組むべきものです。10分間で、何がしたいか、何が出来るか、を書き出してください。
記事の抄訳です
「環境問題」が入っているのが、少し興味を引きました。地球温暖化やマイクロプラスチックなど環境破壊が大問題になっており、心を痛めて、その対策が自分の生きがいと感じる人は多いでしょうね。
自分が取り組むべき領域を、意識して生きる
今回は、人生に関連深い項目の中から、重要と思う項目と現実の差から生きる目的を探す、という方法を紹介しました。
「人生を複数の要素に分解する」という方法は割と一般的です。僕も今、システマティック・ライフデザインというライフデザイン(人生設計)の方法論を開発中なので、このあたりの資料をかなり探して読みました。
色々な資料を参考にしながら悩みつつも最終的に選んだのが8個で、更にレビューを入れて『8+1フレーム』と名付けています。
- 労働、仕事
- 愛(家族)
- レジャー
- 学習
- (心身の)健康
- 友人/社会性(ソーシャルキャピタル)
- ボランティア/奉仕
- 教養、知性
今回の記事の項目とは似ていますが、若干異なります。当然、これが正解というのはないので、感覚的にフィットする、あるいは分かりやすくて納得感が有る方法を選べば良いと思います。
よっぽど変な方法論でなければ、それを選んだせいで人生が台無しになった、なんてことは無いはずです。
システマティック・ライフデザインに興味があれば、これもおススメ!
関連記事:より良い生き方をしたい・・そんな悩みを解決する方法 システマティック・ライフデザイン(1)
関連記事:職場で使っているメソッドはパワフル 良い人生をデザインするためできること - システマティック・ライフデザイン(2)
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