自分の死亡記事、想像したことがありますか?
コロナ禍は、生きる意味を考えるチャンス
やっと日本でもワクチン接種が加速してきました。「早く打ちたい」と多くの人がインタビューで答えています。
しかし、せっかくの機会なので真剣に考えてみてください。なぜそんなにワクチンを打ちたいのか?そうやって生き延びて、一体この先何をしようとしているのか?その答えが昼カラ、旅行、飲み会だと、少し悲しい感じがします。
生きる目的は、自分の死亡記事に載ってほしい事とイコール
以前に、生きる事は自分の人生の物語を書く事だけれども、その出来など気にしないで今を生きるススメを紹介しました。人が読んで面白い物語を作る事が生きる目的ではありません。
関連記事:忘れないで、誰もが自分の人生の物語を書く作家です!
一方で、人間には想像力があります。死ぬ直前を「いま」として想像してみてください。死ぬ直前は、これまでの人生の物語が走馬灯のように目の前に現れる、という話があります。本当かどうかは経験したことがないので分かりません。
想像してみてください。目の前にどんなストーリーが流れているのでしょうか。Pshchology Todayの記事『5 Questions to Help You Find Your Sense of Purpose』では「もし自分の死亡記事を書くなら、それに含まれる最も重要なのは何か?」という問いの答えを考える事が人生の目的探しの手助けになる、としています。
人生の終わりが近づいたときを振り返ることは、最も貴重な時間を (瞬間、数ヶ月、数年、数十年)、何に費やしたいかを判断するのに本当に役立ちます。
目に見える形で、感情的に、そして社会的に、何を残したいですか? そして、あなたがこの地球上で過ごした年月を誰かに要約してもらうにはどうすればよいでしょうか?
記事の抄訳です
人間は自分の人生には意味があって欲しいと思っています。
「自分がなぜ生きるのか?」、それは、もし自分の死亡記事が新聞に載るなら、載ってほしい事とイコールです。この考えは、以前紹介した明治の文化人、内村鑑三の『後世への最大遺産』と同じです。
関連記事:内村鑑三のアドバイス。どんなに平凡な人生でもIKIGAIは生まれる!
実際にはよほどの有名人でなければ新聞に死亡記事は載りません。しかし、たまには、自分の生きる意味を探すうえでも、死亡記事の具体的な内容を考えてみてください。
なお、こんな興味深い話も載っていました。
人生の終わりに人々と一緒に仕事をする人は、同じ後悔を何度も目にしがちです。多くの場合、重要ではないはずのことについて心配しすぎて、何よりも重要なことを犠牲にしてしまうことがよくあったと言っています
記事の抄訳です
人生における重要度をよく見極めて生きていたいですね。
人間の脳は、想像したことと本当に起きたことの区別ができない
今日は、想像力を使って自分の人生を振り返るバックキャスト思考を紹介しました。
人間の脳は想像したことと本当に起きたことの区別ができないそうです。何度もこの思考を使っていると、リアルに感じるようになり、恐らく何かしら自分のレガシーを残せる人生が歩める気がします!
人生の意味に興味があれば、これもおススメ!
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