普段よく使う言い回しの語源を紹介しています。今日は、「八面六臂」です。
今日の言い回しは「八面六臂」
今年の投打にわたる大谷選手の活躍は、まさに八面六臂でした。
今日の言い回しの語源は、その「八面六臂」を取り上げてみます。
「八面六臂」の意味は?
あらゆる仕事を、一人で巧みに処理する能力、手腕のこと。
「八面六臂」の語源は?
仏教用語からきた言葉です。
顔(面)が八つに、手(臂)が六本も有れば、さぞかし仕事がはかどるであろう。鬼神「阿修羅」は八面六臂のモデルである。
ところがこの阿修羅、三面六臂と、面が五つも足りていない。実はもともとは「三面六臂」が正しかったのだが、後世の人が語呂が良いからと勝手に五面も足してしまったのだ。
『話のネタになる! 語源大辞典』より抜粋
確かに世の中には、結構意味よりも語呂を大切に言い換えた言い回しが多いですね。
語源に興味があれば、これもおススメ!
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内容は、「話のネタになる! 語源大辞典」の抜粋です。興味を持たれたら是非読んでみてください。
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