戦い方、特に総力戦は民族の特性が最も出るのかもしれません。 第3回です。
この炎天下にマスクをする日本人の心理は?
ここ最近、猛烈に暑い日が続いています。それでも、まだマスクをしている人が半分以上です。
あれは何のアプローチなのでしょうか?コロナを恐れているのが理由とは思えません。こういう状況をみると、やっぱり日本人ってどこか変わってる、と思いたくなりますね。
今回も、『太平洋戦争史に学ぶ 日本人の戦い方』に出てくる日本人の傾向を紹介します。
現場に丸投げとスローガンに酔うだけ
これも、コンサルをしているとイヤになるほど目にする傾向です。「AIで何か考えてくれ」「SDGsをやれ」と経営層は言うだけで、後は全て現場まかせです。
中央が全体を見渡して、具体的にどうするかを検討して準備を進めるべきなのだが、全てを現場に丸投げしてあとは「よきに計らえ」で済ますのが日本軍の実態だった。
藤井 非三四『 太平洋戦争史に学ぶ 日本人の戦い方』より引用
更にダメな現場であれば、スローガンをただ唱えるだけで全くスタック状態に陥ってしまいます。先ほどの例で言えば、「DXで業務を効率化」と繰り返すだけで、具体的に何がしたいのか、そもそも何が目標なのかも全く分かりません。
全体を俯瞰する目を持たず、ただ浮足立って何の準備もせずにただスローガンに酔うばかり、これは日本民族の悪癖のように思えてならない
藤井 非三四『 太平洋戦争史に学ぶ 日本人の戦い方』より引用
面白いのは、DX推進室などに配置された人が、次第に「現場はデジタルのこと全然分からないから」と言い出すことです。表面的でも単語を毎日口にしていると、「自分達はDXに詳しい、だってDX推進室だから」と信じて疑わなくなるようです。
3回も紹介したが、まだまだ紹介しきれないので次回も
今日は、前回に続いて、『太平洋戦争史に学ぶ 日本人の戦い方』から、日本人の傾向を紹介しました。
3回も紹介してきましたが、本はまだまだ日本人の傾向を挙げています。 次回も続けて日本人の傾向を紹介します。
今日紹介した本です
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