映画は、まず自分の目で見て判断を
人の意見には何かしら影響されるものです。人から何か言われても全く何も感じない人はそうは居ないでしょう。私はそうだと言う人は、聞いても動じないという強い意志があるからである意味意識をしています。
映画の批評もそうです。ラス・メイヤーと言えば、B級で安っぽく、やたら胸がデカい女性が出てくる映画というのが一般的でしょう。
そうかもしれませんし、そうじゃないかもしれません。他人の意見なんてそんなものです。『Mondo Topless』、実際に観て自分の目で確かめて欲しいですね。
怒涛のようにトップレスで踊る映像の連続
『モンド・トップレス』は、ただただラス・メイヤー監督が巨乳を撮りたかっただけのように思える映画です。6分頃から、怒涛のようにトップレスで踊る映像が続きます。
屋外で、砂漠で、鉄塔の下で、線路の上で、ラジオから流れるロックンロールをバックにひたすら踊っています。
頭が真っ白になるような感覚で見続けていると、意外にも画面はオシャレでカット割りもセンスがあることに気が付きます。
Wikiを見ると、もともとラス・メイヤーは才能を認められアメリカ軍の従軍カメラマンとして、第二次世界大戦の西部戦線を撮影していたそうです。映画が好きだけど才能に乏しかったため撮った作品はB級作品というエド・ウッドとは丸っきり違うことが分かります。
トップレス・ダンサーの連続の中で、33分頃から『Lorna』の主演であるLorna Maitlandが出てきます。全然踊っていません。自作の映画の宣伝をちゃっかり入れてます。
なぜか踊ってないシーンが居ます。沼みたいなところで泥まみれになりながらただ寝っ転がっているだけです。Lorna Maitlandのように映画の宣伝でも無く不思議です。
もし、Russ Meyerの名前を聞いたことはあっても評判のために躊躇っていたら、一度試しに見てみてください。もしかしたら、これまでにない新鮮な体験をするかもしれませんよ。
見続けると、ただただ頭が空白に・・
前回、今回と2回に分けて、ラス・メイヤーの『モンド・トップレス』を紹介しました。
映画を観る時は、作品を通して監督が伝えたいメッセージ等を考えることも有りますが、この作品は全くそんな気が起きませんでした。ただただ頭が空白、そういう意味ではZENに近いかも。
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