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「自由な気分」が味わえる - 複業サラリーマンのススメ(1)

やっぱりサラリーマンは窮屈です。生活の安定のためには色々と我慢しなければいけない事がいっぱいです。でも、複業サラリーマンなら「自由な気分」も味わえます。

「自由な気分」を味わえる人を、もっと増やしたい

自分と同じ複業サラリーマンを増やしたくて、起業体験を綴ってAmazonのKindleから「脱・専業サラリーマン」という電子本を出しました。けれども、サラリーマン対起業家という図式でむやみやたらと起業をあおりたいわけではありません。「有給で旅行」とはチョット違う「自由な気分」を少しだけ味わえる瞬間を、できるだけ多くのサラリーマンに持っていただければと、シンプルに願っています。

頭では小商いを知っていながらも、会社員か自営業という二者択一しかないと固定観念に囚われていて全然思い浮かびませんでした。会社勤めと小商いによる複業という、思いもしなかった選択肢がある事を改めて実感しました。今まで、20年以上サラリーマンをやってきて、独立して自営業をやるような度胸もスキルもなく、このまま平凡な会社員で定年を迎えると思っていましたが、何か晴れ晴れとした新しい世界が一気に開けた気がしました。

「脱・専業サラリーマン」より抜粋

なぜ、サラリーマンの反対が「自由業」なの?

サラリーマンに対するのが「自由業」です。「自由業」、魅力的な名前です。サラリーマンはやっぱり「自由でない」というのが世間一般の常識なのでしょう。

 

複業サラリーマンになって、ブックオフに本を売りに行った時に、ふと「自由な気分」を感じました。

 

査定が終わり、名前などを書く用紙を渡されました。職業欄には、「学生」「会社員」「主婦」「自営業」「アルバイト」「公務員」「その他」の選択になっており、「その他」には自由記述欄があります。今の自分はどれに該当するのだろうと少し考え、「その他」を選んで「会社員兼LLP経営」と書いてみようかと一瞬だけ思ってから、「会社員」に丸をしました。何と無く、スタートアップのおかげで社会の肩苦しい枠から外れた自由な人間に自分が成ったような気持ち良さを感じながら、外の通りに出ました。

「脱・専業サラリーマン」より抜粋

 

脱・専業サラリーマンは、サラリーマンの働き方改革

最近、国や企業が働き方改革を唱えています。本当の働き方改革は、国や経営者から与えられるものではなく、サラリーマンが自分の力でやらなければいけない、と思っています。そのためには、早く専業サラリーマンを辞め、バイトなどの副業も止め、自分の会社を持ちつつサラリーマンを続ける複業が一番です。
専業サラリーマンというフレーズは、起業を準備している割と早くに思いつきました。サラリーマンも主婦と同じ道をたどるのかなあ、と思っていたら専業サラリーマンというフレーズが頭に思い浮かびました。
かつて、主婦はただ「主婦」でしたが、今では「専業主婦」と呼ばれています。みんなが起業して、今のサラリーマンが「専業サラリーマン」と呼ばれる日が近い将来に来るかもしれません。この本が、そのきっかけになれば最高です。

「脱・専業サラリーマン」より抜粋

 

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