女性の働きやすい職場の実現は、企業が変わるのを待つより、自分で会社を作った方が、手っ取り早く実現できます。
男女平等の会社を実現するには?
内閣改造が行われ、今回女性がたった一人というのが話題になっています。民間でも、日本は、女性役員が極端に少ないのは周知の事実です。
男女平等の観点から、これは不当な女性差別の結果である事は間違いありません。けれども、単純に女性の数を増やせば、問題解決なのでしょうか。
チママンダ・ンゴズィ・アディーチェの「We Should All Be Feminists(邦題:男も女もみんなフェミニストでなきゃ)」に影響され、女性が働く事について考えてみた第2弾、今回は、女性と会社組織がテーマです。
前回同様、働くことの男女平等の実現は、やはり、様々な仕事の組み合わせ、つまり複業(ポートフォリオ・ワーカー)が有効だと確信しました。
男性化して溶け込む事が、問題解決?
今の会社組織や働き方は、高度経済成長期に形作られました。当然、「男は外で仕事、女は家庭」がベースです。男が作った仕組みですから、あとから女性が入ってもあまり居心地が良くないのは、何となく想像できます。アメリカと同様、先が後を差別する、という図式も見えます。
女性はどうすればよいか?
- 男性に負けまいと、男性社会の基準に従って出世を狙う
- 早々に諦める
1.はどこかムリがあるように思えます。男性化する事が「男女平等」なのでしょうか。
居心地が良い会社を女性が作るとどんな形態なのか、興味が尽きない
急がば回れで、女性が働きやすい会社を自分たちで作るのが、ベストだと思います。今すぐ、リスク無く始めるなら、やっぱり複業でしょう。
例えば、僕の会社ビズフォリオはピラミッド組織ではなく、メンバー全員が完全にフラットな組織です。この方が、女性には向いているかもしれません。
会社に勤めながら、そういうフラットな会社を仲間と運営する複業なら、ムリなく女性経営者も増えていきます。「そんな小さな会社って、女性を馬鹿にしているのか」と言う人もいるでしょう。けど、初めは小さい組織でも、その中から、大きくする人も出てくるはずです。大企業の役員だけがステータスという時代でも、もはや無いでしょう。
「女性らしさを生かして」とか「女性ならではの感覚」といった抽象的な言葉が、よく安っぽい宣伝に使われたりします。実際に、自分たちが居心地良いと感じる会社を女性が作るとどんな形態になるのか、興味が尽きません。
会社が変えるのを待つより、会社を作る
今回は、女性が居心地が良い職場を実現する方法について考えてみました。
女性が、今の日本の会社を自分たちに合う会社へと変えるのは、大変なエネルギーが必要です。大企業なら尚更です。それならば、自分たちで居心地の良い会社を作った方がよっぽど手っ取り早い、というのが結論です。
一緒に仕事をしたい人がいますか?もし頭に浮かんだら、一緒に会社をやらないか、と声を掛けてみましょう。リスクを考えて複業からスタートです。
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