【ライブアルバム紹介】
Live: P-Funk Earth Tour
Parliament パーラメント
Parliament絶頂期のライブです。もともと2枚組の制約に合わせて編集されたレコードだったので、それをそのままCDで出すのではなく、CD用に編集して欲しかったところです。
変な編集は止めて、ストレートなライブアルバムにした方が、よりその魅力が伝わる気がします。
1曲目 P-Funk (Wants To Get Funked Up) これから盛り上がる予感がいっぱいの始まりです。スタジオ盤だといきなりジョージ・クリントン(George Clinton)の喋りから始まるけど、このLIVEではその前にそれぞれの楽器がソロを取っていきます。喋りが始まり、ためてためてためて遂に有名なフレーズが炸裂、観客の歓声も凄いです。
2曲目はメドレー。Dr. Funkenstein's Supergroovalisticprosifunkstication Medley という長いタイトルです。
ドラムソロで始まる3曲目はDo That Stuff。キャッチーなメロとアレンジ。ボーカルグループとしての実力も発揮されてる曲です
4曲目はThe Landing (Of The Holy Mothership) なぜかライブ以外のスタジオ録音曲。DJが次々と曲を紹介するコラージュスタイル。要らないかなぁ。ここで旧A面終了です。
5曲目はThe Undisco Kidd (The Girl Is Bad!)、6曲目はボーカルアレンジが素晴らしいChildren Of Productions、女性ボーカルが冴えてます そして 7曲目Mothership Connection (Star Child)。ファンクフレーズを繰り返すこの曲は特に盛り上がります、と思ってるのに、なぜかフェードアウトして、またフェードインして8曲目Swing Down, Sweet Chariotへと続きます。
謎の編集ですね、つなげて欲しかった。マザーシップを呼ぶ部分、メチャクチャ盛り上がって終わります。
9曲目はまたスタジオ録音のThis Is The Way We Funk With You。良い曲だけどLIVE版に必要?って感じもします。
そして、ゆったりしたグルーブが最高の10曲目Dr. Funkenstein。イントロから大歓声、そしてリフを大合唱。
James Brownのショーのような「メシオ、ブロー」に続く、メシオ・パーカー(Maceo Parker)のソロ。最高!!続いて呼ばれる「マイコー」からのマイケル・ハンプトン(Michael Hampton)のギターソロも痺れます。最後は、静かでスペーシーなバーニー・ウォレル(Bernie Worrell)のキーボードソロでクールダウンしてフェーズアウトしたと思ったら観客の合唱で終了という、またまたちょっと変な編集です。
11曲目はGamin' On Ya!。 JB'Sスタイルの曲で盛り上がって、12曲目は2回目のメドレーTear The Roof Off The Sucker Medley。パーラメントの良さが最大に詰まった曲。コーデル・モッソン(Cordell "Boogie" Mosson)のベースも頑張ってます。なのに何故良い所でフェードアウトしちゃうのかなぁ?
ラストはNight Of The Thumpasorus People。盛り上がるだけ盛り上がってコンサートの宴も終わり、って感じの曲です。前曲同様コーデル・モッソンのベースが目立ちます。勿体振ったエンディングと観客の大歓声で終わりです。
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