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このファンクサウンドに体が動かないならそれは感覚麻痺かも? - Parliament

 

Mothership Connection

Parliament パーラメント

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やっと発売されたJames Brownのパリライブでベースを弾いていたBootsyがJames BrownのバンドJB'Sを辞めて次に入ったのがこのParliamentです。リーダーは変人Goerge Clintonです。James Brown、Sly Stoneに続くFunk三代目とも呼ばれ、凝りに凝ったギミックです。

 

実は殆ど同じメンバーでFunkadelicというバンドも作っていて同時並行でレコードをリリースしていました。なんだかすごくパワーの有る人たちです。FunkadelicとParliamentの違いは聴いてても良く分かりません。名前を分けたのは、もしかして単純にレコード会社との契約問題だけだったのかも知れません。

 

このアルバムは同じファンクでもJames Brownの様にボーカルが熱くならないしワンフレーズで畳み掛けるような迫力にもやや欠けます。最初に聴いたときは正直ちょっと物足りなさを感じました。なんかクールな感じです。一応テーマはEarth Wind and Fire並みの壮大なスペースファンタジーのはずなのに、裏ジャケでは路地裏に張りボテのUFOが着陸している、意図してそういう絵を載せているのも、冷めた視点というのを強調している気がします。慣れるとこのクールさが病み付きに。。

 

とは言えやはり元JB'S、ジワジワ盛り上がり「UFOに乗せてー」という所でピークになる2曲目のMothership Connection (Star Child)や分厚いコーラスが特長的なGive Up The Funk (Tear The Roof Off The Sucker)ではファンクの血が熱く騒ぐ曲になっています。

 

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