Modern Art
Art Pepper アート・ペッパー
題名も含め詳しくは覚えていないのですが、昔読んだ小説で、女の子にコーヒーを入れて貰い「砂糖は?」と聞かれて、 「Art Pepperをかけて」と主人公の男の子が答える場面が有りました。 「コーヒーにシュガーは甘すぎる、コーヒーにはPepper。渋過ぎる」とか 言いながらその後男の子は独り悦に入って コーヒーを飲んでた場面が確かあったように思います。
Art Pepperのアルトを一度でも聴けば、主人公の男の子の気持ちが確かに充分過ぎるほど伝わってきます。 アルト好きという事を差し引いても彼のアルトは美し過ぎます。 まるで音でできた宝石の様です。
初めてこのアルバムを聴いた時は、1曲目のBlues Inが聴こえて来た時点で 愛聴盤になると確信しました。 静かな午後、陽光がさす明るい部屋でこのアルバムを聴きながら お茶するのは最高です。勿論静まり返った深夜にも良く合う。 クールだけど温かい彼のアルトと同じ様に全く反対のシチュエーションが 全然違和感を覚えずに成立してしまいます。
ワンホーンのシンプルな構成がアルトの良さを一段と引き立てています。 特にアルトとピアノのユニオンの イントロが楽しいDiane's Dilemmaがお勧め。コーヒーにはシュガーでなくペッパーを!
アルトサックスの巨人たち
関連記事:アルトサックスの巨人たち その1 - Charlie Parker
関連記事:アルトサックスの巨人たち その2 - Ornette Coleman
関連記事:アルトサックスの巨人たち その3 - Art Pepper
クールなジャズサウンドに興味があるなら、これもおススメ!
関連記事:トランペットの輝く音色と呟くような歌、西海岸のクールな風 - Chet Baker
【ABOUT ME】
ツィーターでフォローをお願いします!
電子書籍をご購入ください!
ビズフォリオ流ライフデザイン・ガイドブック:7つのステップで、自分らしく生きる方法
三木章義 (著)
ライフデザインの手法を学び、7つのステップにそって自分の手を動かして自分の人生をデザインし、目標の人生を手に入れます。
脱・専業サラリーマン: 消えゆく日本型サラリーマンに今こそ決別!シリコンバレーの先端思想と昔ながらのナリワイの知恵を結ぶワークスタイル変革
三木章義 (著)
これから複業サラリーマンを目指そうとする方、興味がある方に向けて、起業の体験本を書きました。平凡なサラリーマンがふと起業したくなり、仲間を集って会社を作るまでの物語です。
コメントをお書きください