Skylarking
XTC
この夏には、約50年ぶりにリニューアルした映画Let it Beが公開予定であり、まだまだ話題が多いのがBeatlesです。そのBeatlesが大好きで、ポップだけどくせのある一筋縄ではいかない音楽を XTCのリーダーのAndy PartridgeとプロデューサーのTodd Rundgrenは作っています。
そんな似たもの同士が組んだらどうなるか? 誰もが注目したが結果は、この素晴らしいアルバムを残して喧嘩分かれ、でした。 もう二度と実現しない二人のポップミュージックの天才が 才能をぶつけ合ったできた貴重なアルバムです。
1曲目から3分間のキャッチーなメロの曲の連続波状攻撃で、聴いていると『ポップミュージックっていいなあ』と単純に幸せな気分になります。スタジオの雰囲気は険悪だったのかもしれないのに、そんな気配は微塵も感じられません。
ピークは4曲目That's Really Super, Supergirlから6曲目の1000 Umbrellasに繋がる所、Strawberry Fields Foreverの頃の ボップでサイケなBeatlesが再現されています。 思えば、Beatlesも二人のポップミュージックの天才が才能をぶつけ合ったバンドでした。
けれど、僕のお気に入りはこの二人の作品ではなく、ベースのColin Mouldingが作ったDyingです。この人はAndyの影に隠れてしまい余り目立ちません。けど、結構良い曲を作る人です。この曲も、アルバムの中ではかなり地味だが繰り返し聴いてしまいます。Beatlesで言えば、George Harrisonみたいな人なのかもしれません。
BeatlesやTodd Rundgrenに興味があるなら、これもおススメ!
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