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メローなギターサウンドが、まるで初夏の爽やかな風 - George Benson

 【ライブアルバム紹介】

Weekend In L.A.

George Benson ジョージ・ベンソン

梅雨前のこの時期は快適な気温で湿度も低く、絶好のお出掛け日和です。残念な事に今年は外出自粛なので、この時期のドライブのBGMには最適なジョージベンソンのアルバムを部屋で聴いて我慢してください。

 

 1曲目のタイトル曲は、軽やかで爽やかなギターの音で始まります。フェンダーローズのソロもGOODです。この曲を聴けば、「メローなロスの週末」という邦題を付けた担当者の気持ちも納得です。2曲目On Broadwayはボーカル入り。スキャットとハモるギターソロが特にジャズっぽい響き。やっぱりGBはジャズミュージシャンだったと再認識。3曲目Down Here On The Ground、 これもボーカル入り。テンポは少し遅め。4曲目のCalifornia P.M. は切り替わってアップテンポへ。とにかく奏法が多彩。1曲目と同様な感じのインスト。弾けるベースも曲調にマッチしてます。

 

5曲目のThe Greatest Love Of All はホイットニー・ヒューストンが歌って超有名になった感動的なバラード。GBも朗々と歌い上げており、拍手も凄い。6曲目It's All In The Gameはローズピアノのイントロで始まる、歌入り。7曲目Windsongはミディアムテンポの曲で、とにかくGBがギターを弾きまくります。 

 

インストのOde To A Kudu、ボーカル入りのLady Blue とスローな曲が続いた後で、スティービー・ワンダー作、軽快なリズムのWe All Remember Wesが10曲目です。Wesというのはウェス・モンゴメリーというジャズギタリストでオクターブ奏法が有名だったそうです。

オクターヴ奏法(オクターヴそうほう)とは、和音の発生が可能な楽器(弦楽器、鍵盤楽器)において、1オクターヴ離れた同じ音を、一人の演奏家がユニゾンで演奏すること。メロディー、伴奏の双方で用いられる。

Wikipediaより

 

当然、GBもこの曲でオクターヴ奏法を披露しています。最後11曲目スローなインストWe As Love でコンサートは終了です。

 

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