【ライブアルバム紹介】
At Budokan
Cheap Trick チープ・トリック
当時Cheap Trickは本国より日本の方が人気が凄かった~。同じようなグループにQueenやJapan等がいました。ただ、女の子のファンが圧倒的に多かったため、例えばLed Zeppelin等が好きな男子は多少このバンドをバカにした様な所がありました。好きだとストレートに大きな声で言えない雰囲気でした。僕もラジオで聞いて結構お気に入りでしたが、アルバムは1枚も買いませんでした。
Cheap Trickの好きな所は、曲が3分間にコンパクトにまとまっている点です。あまりダラダラとギターのソロを垂れ流すことなどなく、適当にハードで適当にポップです。あー、もう少し聴きたいなといった絶妙な所で、あっさり終わってしまう、これはいつまでも飽きのこない、ポップミュージックのマジックです。
このライブは名前の通り武道館でのライブです。特にライブ用に曲を長くアレンジしたりせず、次々と曲を演奏していきます。
「All right Tokyo. Are you ready?」チープトリックの紹介から始まります。オープニングはHello There。ノリノリです。2曲目はCome On, Come On。ミドルテンポでキャッチーなメロディです。こうして久しぶりに聴いてみると、女の子の歓声と対照的にギターやボーカルなど結構ハードな事に改めて気づきました。5曲目のI Need Your Loveは重たいミドルテンポの曲です。Cheap Trickの曲にしては珍しく、かなり長くて9分近くあります。途中で少しT.RexのGet It Onに似た感じになります。
6曲目はJohn LennonもRock 'n' RollでカバーしていたAin't That A Shame。段々と盛り上がってきて、I Want You To Want Meで爆発します。この曲はメロディも良いし、ギターソロもカッコいい。「僕が君を欲しいように僕の事を求めて、僕が君を必要とするように僕を必要として。僕が君を愛するように僕を愛して。」という歌詞は、考えてみるとチョット怖いですね。
そして、次の曲、Surrenderでピークとなります。もう30年前からずっと好きな曲です。出たばかりの新曲というアナウンスが時代を感じさせます。このノリノリのギターのイントロが聞こえてくると、「ロックンロールって最高!」と思ってしまいます。「母さんは言ってた。君達みたいな女の子に出会うだろうって。だけど、"近づかない、どんな娘かわからないんだから"とも言ってた。別の時に、インドネシア産の流行っている麻薬のせいでダメになった兵士の話も聞いたよ。」グルピーを麻薬に例えて、とっても危険だ、みたいな事を言っているのでしょうか?歌詞の意味は良く分かりません。「母さんは大丈夫、父さんも。二人ともちょっと変だけど。降参だ、降参。だけど、本心は言わないで。」何が降参なのか良く分からないですが、このノリの前ではどうでもいい!!
盛り上がるだけ盛り上がって最後の曲は、クロージングのGoodnight。 Cheap Trick says "Good Night"でコンサートは終わりです。手拍子の後、アンコールナンバーはClock Strikes Ten。学校のチャイムがイントロになっている曲です。
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