なぜこんなにも人の目を気にして右へ倣えなのでしょうか?
何故、みんなと異なる人が許せないのか?
一時期ニュースになった、「自粛警察」や「マスク警察」。そこまで声に出して注意しなくても、自分は暑い中人目を気にしてマスクをしているのに、マスクをしていない人を見ると、非難がましい気持ちになった事は有りませんか。
緊急事態宣言が終わると、社員に出勤を求める会社が増え、去年より電車の混雑が少しまし、というレベルにまで戻りました。
そんな会社から言われて仕方なく出勤している時に、「感染も心配だし通勤もムダなので、自宅勤務を続けます」と言う人が隣に居たらどう思いますか。
大昔の稲作労働価値観は、複業で捨て去る
驚く事に、祝詞に出てくる天津罪は全て農作業関連です。3つほど例を挙げておきます。
- 畔放(あはなち) - 田に張っている水を、畔を壊すことで流出させ、水田灌漑を妨害することとされ、『古事記』・『日本書紀』にスサノオが高天原においてアマテラスの田に対してこれを行ったと記している
- 溝埋(みぞうめ) - 田に水を引くために設けた溝を埋めることで水を引けないようにする灌漑妨害で、これも『古事記』・『日本書紀』に記述がある
- 樋放(ひはなち) - 田に水を引くために設けた管を壊すことで水を引けないようにする灌漑妨害で、『日本書紀』に記述がある学校で習って皆さんご存知のように、勤労は憲法で謳われる国民の三大義務の1つです。
Wikipediaより引用
これだけでも、いかに稲作が日本人の心の奥に入り込み、村の中で誰かが和を乱して自分たちが害を被る事を、どれだけ恐れていたかが分かります。
いくら「日本人も働き方を変えないと、日本経済はますます世界から取り残されていく」と評論家が言おうが、「みんなで職場に集まり、一緒に働く」という考え方は変わらないように思います。「日本経済が」と言われても、ピンとこないからです。それよりも、周りの非難の目の方がよっぽど気になります。
変えるには、別の働き方を知る事です。知るだけでなく複業サラリーマンになって体験する事です。みんなと違う事をする人に対する非難する心が、次第に薄くなっていくはずです。これからの和は、農村共同体ではなく、自律した個同士のパートナーシップです。
みんなと異なる人を非難するのは、そろそろ終わりに
今日は、日本で多様性の有る働き方の実現を考えてみました。
未来は、今の私たちの考え方から作られます。みんながもっと自分らしい働き方を見つけ、もっと幸せになって良いはずです。みんなと異なる人を非難するのも、非難を恐れるのもそろそろ止めにしましょう。
「働き方」の意味を考え直すには、まずは複業で多様な働き方を実感してください。
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