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一度の躓きで落伍者となる日本社会、サラリーマンはこの先どうすればいいの?

 

就職活動解禁日に、日本のサラリーマンの将来を考えてみました

今日3月1日は、就活解禁日

今日3月1日は、就活解禁日だそうです。ついこの前まで人手不足と騒いでいたのに、コロナが原因で今はどういう求人状況になっているのでしょうか?

 

もしも、悪い状況でも、来年の卒業生にとってそれがずっと不利な条件になることだけは、もう終わりにして欲しいと切に願います。

 

一度躓くと落伍者となる日本社会の恐ろしさ

もうずいぶん前からイノベーションの必要性が叫ばれて、実際に企業も努力をしていると思います。それにもかかわらず、日本社会は停滞したままです。

 

実は、既存の会社がイノベーションを起こす確率は極めて低いと思っています。アメリカでも事例は極めて稀だと思います。やはり、会社は価値が無くなれば消えるのが普通の考え方です。

 

日本の場合はそれがありません。会社が無くなれば、社員が困るからです。

 

人材の流動化が普通の社会であれば、他の会社へ移ればそれで済みます。日本の場合はそういう社員がその先も普通に給料を得て暮らすことが難しく、落伍者となってしまいます。次の働き口が見つからず、実質同じ仕事をしているのに非正規雇用になり収入が極端に低くなるとかざらです。

 

さらに、そもそも、その会社だけに通じることを会社から言われてやってきただけなのでポータブルスキルを身に着けておらず、就職先が無い、など問題だらけです。

 

日本は、一度でもそういう立場に落ちると立ち直るのが非常に難しい、なんとも冷酷な社会です。失敗を恐れて自律的に動く人など殆どいないのも無理はありません。

 

これは新卒時に不況だった就職氷河期世代が、そのままずっと社会的に不利な立場のまま中年になっているという紛れもない事実からも明らかです。

 

アメリカの白人が有色人種を下に置くことでアイデンティティを確保してきたように、私たちも、そういうちょっと躓いた人を下の立場にしてサラリーマンのアイデンティティを確保している、と言えます。

 

経営者は「雇用の確保の責任」をよく口にします。それは従業員のためではなく自分たちが存続するための口実です。本来なら消え去るはずの企業が雇用維持を盾に土俵を降りるのを拒んでいるだけです。

 

結果として社員も企業も、そして社会も既存産業を破壊する新しいことを極端に避ける傾向です。イノベーションを口先だけ叫んでも「破壊的」な側面はとうてい受け入れられません。

 

 

ポータブルスキルと経営感覚が、サラリーマンが生き残るキー

 

サラリーマンは、このような日本社会でどう生きていけば良いのでしょうか?本来「人材の流動化」はセーフティーネットと同時に実現することが必須です。残念ながら今の政府には期待薄です。

 

この先、自分に何の非がなくてもリストラされたりして、「落伍者」になる可能性は十分あります。

 

自分の身を守るためには、「ポータブルスキルを身に着ける」「複業で、小さい会社を経営して経営感覚を身に着ける」の2つが欠かせません。そうすれば、「不確実性の時代」でも少しは安心を得られるはずです。

 

 

今から、複業をはじめましょう!

今日は、相変わらず停滞を続ける日本社会の中で生き残る方法を考えてみました。

 

今は、コロナによる外食産業や観光産業の蒸発が最大の問題として挙がっています。終息したら回復するわけでは無く、ますます停滞感が増していくと思われます。

 

高付加価値を生めない日本企業は、非正規をさらに増やして人件費を削減し、「他国の高負荷製品の部品を高品質かつ低価格で供給」に拍車がかかるのでしょうか。

 

自分の身を守るための「ポータブルスキルを身に着ける」「複業で経営感覚を身に着ける」の2つを、今から始めてください!

 

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