色々な事に興味があり、やりたい事がいっぱい。
そういう人は、どれを職業にしたらいいの?
まだまだポートフォリオワーカー向けガイドは少ない
一般のポートフォリオワーカ―、あるいはそれに興味がある人の助けとなるガイドはまだまだ不足しています。
有名人だと「マルチな才能」ともてはやされるのに対して、一般の人だとなかなか信用されなかったり、あまり良く思われたりしない場合があります。
今日は、そんな人向けにチョット参考になりそうな本を紹介します。
グループ・ハグとスラッシュ、2つのスタイル
先日、『How to Be Everything』を読みました。Kindle本はたまに値下げセールをやっています。もう随分前にそんな値下げセール時に買ってから、ずっと積読状態でした。
色々な方向に興味が向く人を、著者はマルチ・ポテンシャライトと名付けています。そんな人は、職業を1つに絞れと言われてもなかなか対応が難しいのが現状です。そんな人向けのアドバイスとして1)グループ・ハグ、2)スラッシュ、3)アインシュタイン、4)不死鳥という4つのタイプを提示しています。
読んだ限りでは、納得感が無くは無いというレベルです。多分、分類が感覚的でそんなに論理的では無い印象だからだと思います。
1つ目のグループ・ハグは、色々な要素を活かしながら1つの職業に活かすスタイルです。様々なジャンルに見識があると、有力な差別化になります。医学博士の漫画家、手塚治虫が『ブラックジャック』を描いたのが例として挙げられます。
2つ目はスラッシュです。これは、いわゆる普通に思い浮かぶポートフォリオ・ワーカーです。私もよく、ITコンサル/産業カウンセラー/FPとスラッシュを使って表したりします。どれが本業というのも無く、いくつもの職業を並行して進める複業スタイルです。
グループ・ハグは「これがポートフォリオワーカー?」とあまり共感できないかもしれません。「それで満足できるなら、わざわざこの本を買わないよ」と思うかもしれませんね。
複業普及のため、こういう本がもっと出てきて欲しい!
今日は、『How to Be Everything』の中で紹介されている4つのスタイルのうち、2つを紹介しました。
「1つの道を究める」が美学の日本では、まだまだポートフォリワーカーは評価が低い感じがします。こういう本が出てきてもっと着目されるようになると良いですね。
せっかくなので、次回は残りの2つを紹介します。
ポートフォリオワーカーに興味があるなら、これもおススメ!
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今日紹介した本(翻訳版)です
【複業で自分らしい働き方!】
お仕着せでなく、
働き甲斐を感じる毎日を
複業で実現します
【ABOUT ME】
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三木章義 (著)
ライフデザインの手法を学び、7つのステップにそって自分の手を動かして自分の人生をデザインし、目標の人生を手に入れます。
脱・専業サラリーマン: 消えゆく日本型サラリーマンに今こそ決別!シリコンバレーの先端思想と昔ながらのナリワイの知恵を結ぶワークスタイル変革
三木章義 (著)
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