運動不足なので健康のためにジョギングを始めたらたちまち膝を痛めた、なんて事が往々にしてあります。ランニングって本当に健康に良いのでしょうか?
健康に対する、ランニングの科学的評価
手軽に安価に、すぐに始められるのがランニングやジョギングの良いところです。でも本当に健康に良いのか、科学的に確認したことがありますか?
「科学的」は時代と共に変わる事も多いです。例えば、「コレステロールが上がるので卵は控えるように」と昔は言われていましたが、今は「1日1個食べましょう」と言う様に変わりました。
最新の科学から見たランニングの評価が知りたいところです。
正しいランニングは、やはり健康に良い
「Is Running Actually Good For You?」というタイトルの、ランニングを科学的に評価した記事がMindBodyGreenに載っていたので、紹介したいと思います。
ランニングは炎症を引き起こすが、必要のない悪い炎症ではない
身体の老化のもとになる、と最近話題なのが炎症です。週刊誌の健康特集などでもよく話題に挙がります。
ランニングは炎症を引き起こすか?という問いに対して、YESだけども不要な悪い炎症ではない、というのが専門家の答えです。走ると毎回、筋肉に小さな破裂が生じます。「破裂」を回復する時に筋肉は強さを増すので悪い訳ではありません。炎症はその修復しダメージから回復する働きがあります。
勿論、深刻な痛みを伴う場合は、直ちにランニングは止めて医者に行ってください。
ランニングによる故障は、将来起こる事が前倒しになっただけ
ランニングでひざを痛めた、という話は良く聞きます。専門家によると、普段の生活だけではもう少し先に起こっていた事がランニングで前倒しになっただけ、だそうです。ランニングが原因ではなく、ランニングをするとそういう弱い部分が症状に出やすくなります。
ランニングの前と後の両方にストレッチをし、フォームローラーを使用して四頭筋、ハムストリング、腸脛靭帯(ITバンド)のような筋肉を伸ばすと良いそうです。
他のスポーツと同様、ランニングも事前に知識の学習が必要
アイスホッケーや水球だと事前にルールなどの学習が必要だと誰もが思います。ランニングの場合は、思い立ったらすぐに走り出す人が多いのではないでしょうか。ランニングも他のスポーツと同様です。ケガをしないように、事前のストレッチの方法や走る時のフォーム等を学んでおく必要があります。
スローで、心身共に健康になりましょう
正しい知識を得て走れば、ランニングは健康に良い、と言うのが結論です。走っていない人に比べて、明らかに肥満や糖尿病、心臓発作などの病気を発症する可能性が低くなる事が科学的にも言えます。
おススメは、スロージョギングやスローランニングです。毎週タイムを伸ばすとかサブフォーを目指す、などとヘタに目標を立てて走ると、気にし過ぎてメンタルにも悪影響を及ぼします。ゆっくりいきましょう!
ランニングの効果に興味があるなら、これもおススメ!
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