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スポーツの秋から始める「ベアフットランニング」

一時期のブームが嘘のように去ってしまったベアフットランニングです。実際のところ、安全性はどうなのでしょうか?

ランニング・ライフ

「BORN TO RUN」がブームに火をつけたベアフットランニング

ダイエットや健康法は、入れ代わり立ち代わり新しいブームが現れては消えていきます。クリストファー・マクドゥーガルのベストセラー本「BORN TO RUN」で火が付いたベアフットランニングも、その1つだったようです。今では、その名前を見聞きする事も少なくなりました。

 

ベアフットランニングに魅せられ、今でもVibramを履いて走っている自分にとっては、悲しい限りです。

 

本当のところ、ベアフットランニングは安全だったのでしょうか?

 

ベアフットランニングは、まず足を強くする鍛錬が必要

MindBodyGreenでは、「Is Barefoot Running Good For You? Here's What The Experts Say」という記事でベアフットランニングの安全性を述べています。相当久しぶりにベアフットランニングに関する記事を見ました。

 

足を保護しようと底の厚い靴を履けば、余計に怪我をしやすくなる、人間は素足で走るのが最も良い、というのが、ベアフットランニングのかなり衝撃的な主張でした。

 

これは本当なのでしょうか?色々な専門家の意見が載っています。

 

統合的ヘルスコーチでトレーナーのマイケル・キャディさんは、「ベアフットランニングは理論的には正しいですが、推奨はしません。森や柔らかい草地ならともかく、コンクリートジャングルを走るなら、着地のショックをやわらげるためにある程度の保護は必要です。

フィットネスインストラクターで理学療法士のダラ・リッチマンさんは、「現代では、私たちの足はサポート無しに走るようには出来ていませんし、サポートがあっても持ちこたえられない事さえあります。サポート無しで走る事は、足底や膝等の故障の原因です。

 記事の抄訳です

ベアフットランニングシューズの評価

底が薄く素足感覚を謳うVibramなどのミニマリスト・ランニングシューズやトゥーシューズの評価はどうでしょうか?再びマイケルさんの意見です。 

まず、足を強く鍛えなければいけません。もう何年もトゥーシューズを履いて走っているクライエントを知っています。彼女は、最初5分から10分程度から始めて、徐々にベアフットランニングを取り入れていきました。

記事の抄訳です

 

足を鍛えていない人が、いきなり普通のランニングのようにベアフットランニングを始めるとケガをするだけ、まず足の鍛錬が必要、という結果でした。これはブームの頃から言われていた事と全く変わりがありません。

正しい知識で、ベアフットランニングを楽しんでください!

今回は、久しぶりにベアフットランニングの記事を紹介しました。

 

確かにブームは去りましたが、「ケガしない」という噂話だけを聞いて何も準備をせずに試した人が離れていっただけでしょう。

 

正しい知識を身に付けて、是非ベアフットランニングを楽しんでください。

 

ランニングフォームに興味があるなら、これもおススメ!

関連記事:「ケガをしない」で走れるランニングフォームは?【科学的研究結果の発表】

関連サイト:ベアフット・ランニング・ガイド

 

 

photo credit: 666isMONEY ☮ ♥ & ☠ Woman Running Barefoot via photopin (license)

今日紹介した本です

この本を読んだ後は、必ず走り出したくなります!最初はちょっと読みづらいのに、途中から面白くて止まらなくなります。そういう所もランニングと似ている本です。

ミニマリスト・ランニングシューズの紹介

記事に出てきたミニマリスト・ランニングシューズ、VibramやTeslaのシューズです。底が薄いのが特徴です。

   

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埼玉県在住、仲間とビズフォリオを経営している複業サラリーマン

 

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