SDGsブームの後に。CSVがこれからより良い社会を実現するキー

 日本では、SDGsがブームになり、早くもブームが去ろうとしているらしいです。実際にセミナーを開催しても、以前のように人が集まりません。

ブームのおかげで多くの企業がSDGsを主張するようになりましたが、何か社会が変わった実感がありますか？残念ながら、殆どの方はNOではないでしょうか。

社会が実際に変わるキーは、SDGsのバッチをつけることや広報誌等でSDGsを宣伝する事ではなく、企業活動におけるCSV（Creating Shared Value）の実現です。

企業活動が生み出すサービスや製品は必ず誰かのニーズを満たすはずです。SDGsなどと敢えて主張しなくても、既に世の為人の為に役に立っています。

ではなぜ今サステナビリティ―が叫ばれているかというと、現在のテクノロジーがなぜかどれも中途半端だからです。増え続けるCO2や分解されないマイクロプラスチックなど、自然環境を破壊し続けています。また、社会システムもどこかおかしくて、例えば、十分世界中の人が食べていける食料を生産しながらも、多くの人々が貧困に苦しんでいます。

どうすればいいのか？答えは勿論、ポーターが提唱したCSVです。

ただし、ポーターは以下のシンプルな3原則を述べているだけです。

1. 製品と市場の見直し
2. バリューチェーンの生産性の再定義
3. 地域クラスターの組成

具体的にCSVを実現する方法は、まだまだこれからです。

多くの企業が取り入れやすいように、CSVのリファレンス・カタログを作って広めたいと考えています。どの企業もCSVを実現できる方法を広めることが出来れば、きっと世の中は変わっているはずです。

 今日は、「SDGsのブームは去った」と言われだしている今、自分がこれからやりたい事を書いてみました。

ブームはブームとして、多少なりとも人々に持続可能な開発（サステナブル・ディヴェロップメント）への興味をもたせることが出来たのはそれなりの成果でした。

これからも、企業のサステナブル経営への変革を支援する方法を考え、実践していきたいと思います。

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※ビズフォリオは、企業のトランスフォーメーション（変革）について長年研究しています。CSVを実現するサステナブル経営への変換がご希望なら、成功の支援(コンサルティングサービス）が可能です。是非、ご相談ください。

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是非見てください！