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サスパタ その2「売上以外に成長のモノサシを見つける」

 

SDGsの事例から、CSV経営のヒントを考えていきます。今回は「成長」について

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サスパタの2つ目は、企業の成長について

前回から始めたサステナビリティのパターンランゲージ略してサスパタのパターン探し、今回は2回目です。

 

今日紹介するパターンは、「売上以外の成長の物差し」です。

人で言えば、体が大きくなることは成長です。それ以外にも精神的に大人になる事も、成長したと言われます。

パッと見では成長したかどうか分からないながらも、話したりしてみると自他ともに成長が実感できるはずです。

 

売上以外で、その企業の本質的な成長を示す数字は?

会社の成長と言うと何を思い浮かべますか?色々あっても、やはり規模が大きくなる、売上が大きくなる、ということを多くの人が想像するはずです。


売上の数字には避けられない魅了があります。売上が頭打ちになり、売上から高利益率へ狙いを変える会社にはどこか閉塞感があるのは正直否定はできません。

しかしながら、単純に規模拡大、売上増だけが成長とする考え方は、サステナブルでは有りません。1つの定規だけで企業の成長を測れる時代では無いからです。人材と同様、企業にも「多様化」が求められます。

 

今日ご紹介するネットの記事は、ある養蜂家を紹介する記事『世界中で「虫」が減って、食糧不足に!? 養蜂家に聞く、人と自然のこれから』です。

 

記事の中で「現在の農作物の生産量を保ちつつ、原始的なやり方に戻すのは無理です。けれど、減農薬をAIと一緒に整えていけるかもしれない。」あるいは、「生産量を増やそうと思うと無理が生じてしまいますが、自分の場合はできる限りで、無農薬養蜂を続けていきたいと考えています。」という言葉が印象的でした。

 

今の生産量を保ちつつ、農薬を減らせれば、それが会社の成長と考える考え方です。

 

企業のサステナビリティ・レポートには多くの数値が並んでいます。しかし、その企業の本質的な成長を示す数字と言えるものはそんなに無い印象です。

 

単純に売上増を成長と考えずに売上とは別の物差しで成長を内外に示す、そんな企業が増え、更に、応援する投資家も増えていけば、企業の「多様化」も実現できるはずです。

 

売上だけが成長と捉える企業を形にできれば、その異常さが実感できるかも

今日は、サスパタ(サステナビリティ・パターンランゲージ)の2回目として「売上以外の成長の物差し」を紹介しました。

 

子供の成長を願わない親は居ません。しかしながら、身長10メートルにもなるともはやモンスターです。

 

子供と違い形が目に見えない企業は、その異常さが分からないのかもしれませんね。

 

ABOUT ME

埼玉県在住、仲間とビズフォリオを経営している複業サラリーマン

 

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