これからの自分の人生をデザインしろ、と言われても、つかみどころが無く、まず何をしたらよいのか、途方に暮れてしまいますよね。
人生設計,人生デザイン,ライフプラニング,ライフプラン
ビジネスメソッドを、仕事以外にも活用
これまでに莫大なビジネスメソッドが開発され、資産として蓄積されています。ほとんどのサラリーマンがそういったフレームワークに沿って仕事をしているはずです。
それらを職場以外でも活用しないのは「モッタイナイ」と思います。
職場で身近なビジネスメソッドをライフデザインに応用したシステマティック・ライフデザインを紹介しています。今回はその2回目、全体のコンセプトを説明します。
ライフデザインにはフレームワークが必要
サラリーマンの思考は職場とその他で分断されがちです。普段の仕事で使っているメソッドを人生計画/設計に利用すると言うと何となく抵抗がある人も多いかもしれません。
「人生はそんな単純ではない」とか「そんなにドライに割り切れない」等の意見が予想されます。ビジネスライクという言葉の悪い印象のように、味気なさを感じるのでしょう。
けれども、ライフデザインにとって、自らの人生を客観的にみる、という事は非常に重要です。人は「見せたい自己」と「本来の自己」の差で悩みます。そういう感情の傾向を除くには、システマティックなフレームワークが必要です。
混沌としている人生を設計するために、フレームを設定
ビジネスの世界では、達成したいビジョンや課題の認識が最初の重要な第一歩です。
ところが、ライフデザインに応用しようとすると、まず人生は混沌としていて掴みどころがありません。人生をデザインするためにはまず、フレームを設定する事が必要です。
前回紹介したGigazineの記事「投資家や父としての顔も持つ起業家が語る「人生をシステム化して上手く生きる方法」とは?」では、8つの領域+定期レビューという9つの要素を定義し、それを象徴的にマンダラで表していました。
関連記事:より良い生き方をしたい・・そんな悩みを解決する方法 システマティック・ライフデザイン(1)
この8+1という考え方は非常に良いと思い、気に入っています。これは踏襲しようと決めました。残りの8つの領域はいくつかの本を参考に決めました。それらの要素は相互関連性が重要なため、イメージしやすいように、マンダラではなく円で表してみました。
相互関連性については、次回以降で詳しく説明する予定です。
ライフデザインのための9つの要素
- 労働
- レジャー
- 学び
- ラブ(家族)
- 人間関係(社会性)
- 知性、人格
- 支援/ボランティア
- 健康
- 定期レビュー
納得感あるライフデザイン手法を、悩める人へ届ける
今回は、システマティック・ライフデザインの全体的な概要を紹介しました。混沌としている人生をシステマティックにデザインするために、フレーム設定の重要性をご理解いただけたでしょうか。
色々と人生に悩んでいる人へ、納得感のあるライフデザインの手法を提示できる事が望みです。この記事を読んで、何となくでも興味を持っていただけたら嬉しいです。システマティック・ライフデザインは、ある程度固まったら ビズフォリオで発表する予定です。
次回は、システマティック・ライフデザインの全体手順を説明する予定です。
ライフデザインに興味があるなら、これもおススメ!
関連記事:【自分らしく生きる】今だからこそ読みたい!人生をデザインする方法を説明したガイドブック
【誰もがライフデザインを!】
ライフデザインとは、自分の人生を自らがデザイン(設計)して、「より良く生きたい」という想いを実現する事です。
全ての人がライフデザインをする時代が来るよう、新しいライフデザインのやり方を提供しています。
ライフデザインのおススメ本
スタンフォード式 人生デザイン講座
ビル バーネット (著), デイヴ エヴァンス (著)
「デザイン思考」を人生設計に応用した、スタンフォード大学の人気講座の内容です。西海岸の文化なのか、軽やかでスタイリッシュな内容です。
キャリア開発と統合的ライフ・プランニング―不確実な今を生きる6つの重要課題
サニー・S. ハンセン (著)
1つの固定的な視点や考え方で人生を考えずに、人生はキルティングのように色々な要素が重なり合っている、という考え方には、本当に共感しました。
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