ゴール設定の理論を知っていますか?
人生設計,人生デザイン,ライフプラニング,ライフプラン
ゴール設定の原理を、いちから考える必要はない
ライフデザインでは、正しいゴール設定はとても重要です。もしゴールが間違っていると、その実現を展開するデザインは全て水の泡となってしまいます。
何が「正しい」のか考え出すと、結構難しかったりします。 しかし、いちから自分で考える必要はありません。ゴール設定の原理を既に考えた人がいました。
今回は、ゴール設定理論を紹介します。その原理を知ってどう次のアクションを起こすかがライフデザインの試金石と言えます。
ゴール設定理論は、1968年に作られた5つの原理
日本人は理論をあまり重んじません。
銃を初めて知り、理論は良く分からないのに改良して最高性能の銃をつくってしまった等、その手の話には事欠きません。
しかしそのアプローチは、モノがあって試行錯誤できるものに限られます。それが日本が今行き詰まりの原因の1つのように思えます。
ところで、ゴール設定にも理論があるのを知っていましたか?恥ずかしながらLifehackの記事「Understand Goal-Setting Theory To Make Your Goal Happen」を読んで初めて知りました。 エドウィン・ロック(Edwin Locke)により1968年に作られた5つの原理です。
- 明快さ(Clarity)。ゴールは具体的で明確であるべき
- 挑戦(Challenge)。ゴールはその性質上常に現実的である必要がある一方、挑戦する必要もあるべきです
- コミットメント'(Commitment)。ゴールは前向きな結果をもたらすべきです—それがゴールに目を向け続けさせるサポートです
- フィードバック(Feedback)。 プロセス全体を通して、ゴール達成を軌道に乗せるのを助けてくれるフィードバックを受け取るべきです(他の誰かを巻き込む必要があることを意味します)。
- 複雑さ(Complexity)。もしゴールが複雑で到達するのに時間がかかるなら、より小さな複数のゴールに分解するのがベターでしょう。
記事の抄訳です
ホントは綺麗に全部Cで統一したかったんでしょうか?英語だとフィードバックだけFで始まります。
読んでみると、原理らしく「あたりまえ」という印象をうけます。「あたりまえ」と切り捨てずにこれをどう応用するかを考える事が大切だと思います。その思考が日本人にはやや欠けているし、当然学校などでも教えてくれません。
よく「理論は現場では役に立たない」という声をよく聞きます。それは原理を応用に当てはめるすべを知らないからだと思います。
その辺のノウハウを標準化できれば、理論軽視の日本人や日本企業も変わってくるかもしれません。日本社会/会社の変えたいと思っている「しくみ」の1つです。
マニュアルではなく、原理から自分なりに具体的な手順を考えてみる
今日は、ゴールセッティングの5つの原理を紹介しました。
ライフデザインにおいて成功の重要な鍵となる正しいゴール設定について、マニュアルではなく、原理から自分なりに具体的な手順や判断基準を考えてみるのも非常に勉強になるはずです。
ぜひ5つの原理を参照して、自分なりの目標設定の方法を体得してください。
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