紅茶も緑茶も烏龍茶も、すべて同じお茶の葉から作られるって知っていました?
紅茶も緑茶も、同じお茶の葉から作られる
紅茶と言えば、「紅茶は、中国からイギリスへ運んでいる途中に暑さで蒸れて色が変色し、偶然発見された」という話を子供の頃に知り、ずっと信じていました。
これは全くのでたらめで、もともと紅茶は中国で作られていました。 紅茶はお茶の葉を発酵させて作ります。
今回は、発酵の度合いで分かれる様々なお茶の種類を紹介します。
色の名前で呼ばれる、様々なお茶がある
緑茶は、葉の色が緑色だから緑茶、紅茶は水の色が赤だから紅茶(英語ではBlack Teaです)と呼ばれます。それ以外にも、色の名前が付いたお茶が沢山あります。
磯淵猛『一杯の紅茶の世界史』にお茶の種類が載っていたので、抜粋して紹介します。
(1) 緑茶
摘んだ茶葉をまず加熱すると、葉の中の酵素が殺され発酵が止まる。日本は、摘み取った茶葉を蒸して発酵をとめるが、中国では生葉を窯で炒って発酵を止める。
(2)白茶
微発酵茶。白い産毛のある若い葉や芽を摘み取って、薄く並べて空気に触れさせると自然発酵する。
(3)黄茶
火を通してから少し発酵させる弱後発酵茶。味わいは緑茶に近く、水の色は黄色い。
(4)青茶
発酵度はものによって30~60パーセントと大きく幅がある。烏龍茶がその代表。製造直後の葉が青っぽく見えるのでこの名がある。
(5)紅茶
発酵度が80~100パーセントの完全発酵茶。摘んだ生葉をしおらせて水分を40パーセントほど飛ばし、その後強くもむ事で葉汁をたくさん出し、発酵を促す。
(6)黒茶
発酵度100パーセントの後発酵茶。茶葉は黒っぽく、水の色は深い赤色。摘んだ生葉をしおらせてから揉んで発酵させ、それを積み上げて長時間置いておくと、茶葉の中の微生物がさらに発酵を促す。
いつか、自分の手で紅茶を作ってみたい
発酵の進み度合いにより、色々と異なる色の名前が付いたお茶が生まれます。面白いですね。
いつか、自分の手でお茶の葉を揉んで、自分だけの紅茶を作ってみたいものです。
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