地元埼玉の紅茶を紹介します
今回は、いよいよ地元埼玉の紅茶
テレビで「お茶がコロナに効く」というニュースをやっていました。
ネットで調べてみると、コロナ・ウィルスとお茶を試験管に入れた実験のようです。飲んで効くかは不明です。でもお茶はもともと薬として日本に入ってきましたし、殺菌効果も良く知られています。なんらか効果があるかもしれません。
今回は、日本、それも地元埼玉の紅茶を試してみました。
生真面目さを感じる、きっちりした仕上がりのお茶
埼玉の狭山茶は全国的に有名です。最近では紅茶も作っています。この前、食べチョクを見てたら紅茶を発見して、早速注文してみました。
日本ではなぜか紅茶は飲まれませんでした。紅茶はお茶を発酵させて作ります。発酵といってもヨーグルトや漬け物のように乳酸菌など菌による作用では有りません。
じつは紅茶、ウーロン茶でいう発酵、半発酵には微生物は関係しないので、その意味では発酵とは異なる現象なのです。(中略)
お茶の製造過程でいわゆる「発酵」と呼ばれている化学反応は、つぎの2通りあります。
1つ目は、紅茶、ウーロン茶ともに摘んだあとの茶葉の水分を飛ばし、萎れさせるために1晩ほど茶葉を広げて干す作業(「萎凋」という)が行われます。これによって、茶葉中の成分が分解され、化学反応によって甘みや香りが良く出るのです。
2つ目は、先ほどもお話しした茶葉を揉む工程(揉捻)です。ある程度、水分を飛ばした茶葉を機械や手で揉んでいきます。圧力が適度にかかることで、茶葉中のカテキンが酸化し、緑色から褐色に変化していくのです。
大森正司『お茶の科学』より引用
注文したお茶は、所沢市に有る「お茶の平岡園」さんの「むさしかおり」という銘柄です。 「水色は橙色〜赤みのある黄色。発酵を軽くし、香りを重視しています。渋みは少なく、甘い香りと味わいの和紅茶です。」と書かれています。
早速飲んでみました。お茶の葉は、インドより中国に似ています。
飲んだ感想は、「しっかりとした几帳面な味」でした。お茶に対してはチョット変な表現ながら、あまり主張せず、きっちりした味です。もしかしたら、作った人の日本人的な生真面目さがお茶に出るのかもしれません。
なぜ日本人は紅茶は作らなかったのか?
今日は、狭山の紅茶を紹介しました。
発酵したお茶を飲んでみようと思った日本人は居なかったのでしょうか。日本の紅茶を飲んでみると、別に日本で紅茶を作るとおいしくない、ということでは無さそうです。
「お茶は発酵を止めて、緑茶で飲むもの」という概念が一度固まると、日本人は変えたがりません。かたくなに守ります。それが原因でしょうか?その特徴がチャレンジ精神の無さにつながり、イノベーションが生まれない根本原因とも言われています。
まぁ、せっかくお茶を淹れたので、そんな堅苦しいことを考えるのは止めて、リラックスして日本の紅茶を楽しみたいと思います。
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