もうまさに誰でもエンライトメント！5つのステップで実現する方法

前回まで2回にわたって、瞑想とエンライトメントの関係を、脳の変化から説明しました。

その脳の変化を起こすために、まるで受験参考書のチャート式といった体（てい）で、5つのステップを定義しており、そのやり方も載っています。

エンライトメントに興味がある人にとっては、変に宗教的な内容では無いので、親しみが持てるのではないでしょうか。

日本では、伝統的に初心者に厳しいような気がします。初心者は、先生の言う事を絶対的に信じて、疑問があっても言われたことをただひたすらやる、というイメージです。

初心者向けのやさしい自習書というのも、あまり見かけません。どうしてなのか？なかなか言葉に出来なくても、日本人の心情を考えると、何となく理由は分かります。「How Enlightenment Changes Your Brain: The New Science of Transformation 」のエンライトメントに至る5つのステップを読んだ時、何となくこんなにあっけらかんとしてていいのだろうか？という違和感を覚えました。

その違和感は一旦置いとくとして、簡単に5つのステップを紹介します。

ステップ1:欲求する

真に洞察と変化を望む。あなたの最も大切な信念のいくつかを揺さぶる可能性があることを知っておく必要があります。信念は、過去にアナタが形成した原則であり、エンライトメントは無知に新しい光をもたらします

ステップ2:準備する

次のステップで圧倒されることを防ぐため、リラックスと気付きの練習により準備する

ステップ3:従事する

古い習慣と日常意識を妨げる儀式に従事する（※変性意識になること）

ステップ4:降参する（投げ出す）

完全に降参して、儀式に没頭する

ステップ5:反映する

変性意識下で発生したすべての感情や考え、感覚を深く反映するために、10分から20分を確保する

『How Enlightenment Changes Your Brain』の抄訳です

叩けよさらば開かれん。やっぱりエンライトメントを強く求めることが、まずなにより大切なんでしょうか。

今日は、エンライトメントに至る5つのステップを紹介しました。

「エンライトメントへ至る5つのステップ」と書くとなんか凄そうな印象を与えますけど、普通にマインドフルネスの瞑想でやっている事なんですよね。ただ、ここで終わらずに、この後、初心者でも行動して続けられるように、ステップごとに説明が入ります。この辺がアメリカ的だなあ、と実感します。

日本だと、「あとはひたすらやれ」で終わるか、座禅の時の足の組み方などやたらと細かい事だけ理由も無く書いてあるハウツー本のどちらか、というパターンが多い気がします。

せっかくなので、次回以降、ステップの内容を紹介していきたいと思います。

エンライトメントへの5つのステップ！

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