物事をありのままにみる、物事の本質を理解できれば知恵の完成！

エンライトメントへの8つの実践を3回に分けて説明。最後、第3回目です

3つに分類される8つの実践、今回は知恵(Wisdom)

ブッダの最古の教えから、8つの実践すべき事を3回に分けて紹介しています。

8つの実践は、3つに分類されます。

倫理的行為、心の訓練を説明しました。今回は、最後、知恵を説明します。

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【８つの実践と知恵の位置づけ】

メディテーションで正しい心の訓練を積まないと、正しい理解は得られない

知恵には、8つのうち2つが含まれます。

正しい考え

無私、無欲、超越していること、愛、非暴力な考え。自己中、病的、嫌悪、暴力的といった考えは知恵の欠如の結果

正しい理解

物事を有るがままに理解する、知識としてだけではなく、名前やラベルなしで物事の本質を洞察。メディテーションを通じて、心が不純でなくなり、完全に開発された時のみこの洞察は可能

引用は全てWalpola Rahula 『What the Buddha Taught』の抄訳です

依存関係としては、メディテーションで正しい心の訓練を積まないと知恵である正しい理解は得られないということです。心の訓練と知恵、どちらもメディテーションが行動のキーです。

【ブッダの教えを、ウェルビーイングのホリスティックアプローチに当てはめてみました】

ブッダの教えを読むのは3回目、今回も発見があった

今日は、ブッダの最古の教えである8つの実践から、知恵を説明しました。今回で全ての説明は一通り終わりです。

知恵と心の両方に、メディテーションが重要な役割は占めていることは少し驚きです。物事をありのままnon-judgementalに見ることは、単純に知識としてバイアスを知り、知性を磨くという意味だけではなく、様々なバイアスを取り除くには心の要素も重要な事が分かりました。健全な心の状態が必要と考えればそれも納得できます。

GWに読み直してみたブッダの教えは、ウェルビーイングのホリスティックなアプローチを意識して読んだからか、結構発見もあり興味深い内容でした。直接教わりたかったなぁというのが正直な感想です。

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