ウェルビーイングの実現に携わっている人は多くいます。その成果を日本全体に拡げるためには?
どうすれば、みんなの幸福感が上がるのか?
以前もお伝えしたとおり、2021年版の世界幸福度ランキングが発表になりました。結果は少し上がりました。コロナの影響と言われています。
どうすれば、みんなの幸福感が上がるのか、考えている人も結構多いと思います。自分もその一人です。
今回は、みんなのウェルビーイングを実現するためのキーを考えてみました。結論の1つがリーダーシップです。
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個人⇒集団へのキーがリーダーシップ
ホリスティックなウェルビーイングのアプローチでは、4事象全てを良い状態にしていきます。
4事象の全てが良い状態がウェルビーイングです。個人や集団の内部を変えていけば、その行動やルールも変えていけるはずです。
当然、 4つのうち最初の起点は、個人-内部です。
ここで気になるのは、個人から集団の境です。自分が変わろうと思ったら、自分の周りの環境も変えなければうまくいかないことが多いです。例えば、今まで職場の殆どの同僚が喫煙者で、休憩時間は一緒に喫煙室でだべっていたとします。健康を考えて、急に思い立って一人だけ禁煙をしてもなかなかうまくいきません。
良く言われる「自分は変えられるが、他人は変えられない」というフレーズは、半分は当たっていると思います。確かに、直接他人を変えようとするのはほぼ不可能です。アメとムチ、あの手この手を使ったとしても、一時は期待通りになっても、いづれは戻ってしまいます。
結局、自発的に変わろうと思わなければ人は変わりません。
キーとなるのが、周りの人を巻き込んで変えていくリーダーシップです。禁煙する目的や喫煙のリスクを分かりやすく伝えたり、自らが禁煙する行動を示すと、賛同したフォロワーが現れるかもしれません。そうすると集団にも変化が生まれ、次々と禁煙者が現れるかもしれません。
これはマーケティングの戦略でプルとプッシュで言えば、プルに近い感じです。
リーダーシップを発揮することができれば、おのずと環境も変わっていくのかも知れませんね。
リーダーシップの本質は、「変えよう」という意図が無くても、フォロワーが増えていき結果的に「変わっていく」ことです
一人ひとりがリーダーとなって、主観的幸福を上げたい
今日は、世界幸福度ランキングのレポートにインスパイアされて、どう個人の思いから日本全体をウェルビーイングにするかを考えてみました。そのキーがリーダーシップです。
順位は少し上がったもののなんかスッキリしない低迷状態です。ここで、優れた一人のリーダーが出てくるのを待ち望むではなく、誰もが得意な分野でリーダーとなるべきです。これが最新のシェアード・リーダーシップの理論です。
みんながそれぞれリーダーとなり、変化を実感できて幸福感を上げたいですね。
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