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良い状態って?ウェルビーイングをリバースエンジニアリングで考えてみる!その2

 

前回に続き、エウダイモニックのアセスメント表からウェルビーイングをイメージします

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リバースエンジニアリングで、ウェルビーイングの実現をイメージ化

前回は、「日本語版エウダイモニック・ウェルビーイング尺度の作成」の14項目をリバースエンジニアリングして、ウェルビーイングの実現をイメージ化してみました。

 

それは「生きる意味」をベースにした、かなり目的志向の強いものでした。

 

今回は、その中からキーとなる項目をもう少し掘り下げていきます。

 

関連記事:良い状態って?ウェルビーイングをリバースエンジニアリングで考えてみる!

 

マインドセットから行動へと移る、最も合理的なモデル

ウェルビーイング実現の起点は、①個人-内部です。マインドセットが変われば、次に変えるのは②個人-外部、つまり行動です。

 

行動が変わらなければ、いくら考えてもウェルビーイングは実現できない

 

どのようにして、行動に移せばよいのでしょうか。その最適なモデルが目的志向と言えます。WHY(生きる意味、目的)からWHAT(生きる姿勢、戦略)、そしてHOW(行動、活動)へと無理なく合理的に展開していきます。

 

前回イメージしたモデルをホリスティック・ウェルビーイングに当てはめてみた図です。

 

目標から活動へと展開する中で、重要なキーワードとして「自分の強み」と「多大な投資」、「自分を表現」の3つをピックアップしてみました。言葉から受ける一般的な意味ではなく、目的志向で考えてみました。

 

自分の強み

Strength Finderで探すのも1つの方法です。もう少し目的志向で考えると、目標達成に最も貢献するコト、と置き換えても良いかもしれません。極端な例で説明すると「世界からマラリアを撲滅」が目標なのに、強みが「字が綺麗、書道7段」はつながりません。

 

多大な投資

お金や時間を使う時は、誰でもコストパフォーマンスを考えるはずです。その時の得られる利益は、自分の目標達成にどれだけ貢献するか、というモノサシで常に考えるべきです

 

自分を表現

これは少し難しいです。解釈としては、「活動を通じてどんな目標を達成しようとしているかを周りに伝えており、周りからは承認されている」です。

 

目的志向が、少しイメージ出来ましたでしょうか?目的志向というと、「目的の為なら手段を選ばず」というように悪い意味で使われるケースもあります。

 

しかし、目的さえ明確であれば、何か判断をする時には、できる限り「目的に貢献するか?」という基準で意思決定すべきです。 

 

もしかしたら、回り道だったり、実は全然見当外れだった、という事が後から分かっても、それはそれで仕方ありません。

 

ジョブズが言うように、後から振り返るとつながっている事を信じて行動すれば、成果が得られるかもしれません。

 

ウェルビーイングは、思ってるだけでは絶対に実現しない

今日は、前回に続いて、ウェルビーイングのアセスメント表から、キーワードをもう少し掘り下げてみました。

 

よく計画だけ立てたり、延々と準備をし続けて行動に移さない人が居ます。ウェルビーイングは思ってるだけでは絶対に実現しません。

 

ぜひ日頃から、 WHY-WHAT-HOWのモデル構造を意識して生きてください。

 

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