幸せに関する世界中の人たちの考え方を、紹介していきます。今日のテーマは人格と心です。
人格と心が、幸せに与える影響とは?
メーガン・C・ヘイズの『幸せに気付く世界のことば』では、幸せに関連する言葉を5つに分類しています。
前回は、「コミュニティと人間関係」をテーマに紹介しました。
今回はその3番目、「人格と心」に関連する世界の言葉を取り上げて紹介します。
優れた人格を育てることが、幸せへとつながる
いかにして良く生きるか、昔から探求されてきました。そして、優れた人格を育てることはその問いの答えの1つです。優れた人格を育てることが幸せへとつながります。
SISU(シス)はフィンランド語で、「意志の強さ、勇気、根性」という意味です。英語で勇敢な人を「ガッツがある」と言うのと同様、シスもガッツも内臓を意味します。真の幸福を実現するには強靭さが必要で、シスには危機の際に自分の中の奥深い所からしばしば引き出すことのできるスタミナという意味もあります。
幸せとはいくつかの障害を切り抜けない限り、真の幸せとはなりえず、それには不屈の勇気(シス)が必要です。
寒い北欧の国の言葉を紹介したので、次は対照的に温かい南欧の国の言葉を紹介します。
ARRANGIARSI(アランジャルシ)はイタリア語で、意味は「何とかやりくりすること。工夫して切り抜けること」です。イタリアは、世界で愛される音楽や文学、建築、料理の生まれた土地で、イタリア人は幸せを生み出す才能に長けています。
アランジャルシは、どれだけ厳しい時でも忍耐強く周囲の状況に適応するという意味合いがあり、使える限りの僅かな手立てをかき集めてやりくりし、苦労して幸せを手に入れることができると心に留めておくべきす。
メーガン・C・ヘイズの『幸せに気付く世界のことば』から引用
寒くても暖かくても気候に関係なく、困難が人生を幸せに
今日は、世界中の幸せに関する考え方から「人格と心」をテーマに、フィンランド語のシスとイタリア語のアランジャルシを取り上げて紹介しました。
苦労をした結果として幸せが手に入るイメージは、寒い国でも温かい国でも似たような考えが有ることが分かりました。
次回は、幸せに関する言葉から「喜びとスピリチュアリティ」をテーマに紹介します。
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