論文は内容が大切。初心者は、奇をてらわず、オーソドックスな章構成を採用
論文の形式的な章構成を紹介
前回は、論文の基本的な構造を紹介しました。
論文の基本的な骨格は、研究課題と仮説、検証の3つだと言えます。そして、研究課題の品質が論文の品質(価値)に直結します。研究課題が良質でも論文が良いとは限りませんが、研究課題が悪い論文は必ず最低の出来です。
今回はそれを踏まえて、論文の形式的な章構成を紹介します。
論文の章構成は、平凡で形式的
初心者は、奇をてらわずに最も基本的な型である以下の章構成にするのが適当です。
- はじめに
- 先行研究
- 仮説
- 検証
- 課題・将来の研究
- おわりに
基本的な骨格と比較すると、研究課題は、1. はじめに で述べます。残りの2つ、仮説と検証はそのまま章名に対応しています。
また、本文とは別にアブストラクト(概要)を書きます。これは、論文の全文を読まなくても内容が大体分かるようにするためです。
初心者は、この構造を意識するように、先に書いておき常に構造を示しておきます。
【EXCELを使った、システマティックな論文作成法】
「リサーチQ」と「仮説」の下に「タイトル」と各章名を書きます。この時点ではタイトルは仮称で構いません。
こうしておけば、書いているうちにいつの間にか話が逸れるというリスクもなく、内容に専念できるでしょう。
まずは1回、基本的な章構成で論文を書いてみる!
今日は、初心者が考えたシステマティックな論文の書き方紹介の第2回目として、最も基本的な章構成を述べました。
もちろん厳守する必要は無く、守破離の考えにあるように、慣れてくれば型を壊すことも充分考えられます。まずは1回、基本的な章構成で論文を書いてみましょう。
今回で、論文を書いていくフォーマットが出来ました。いよいよ次回からは内容を埋めていきます。
論文作成のガイド
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